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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


KNAB26134-E

データベースの{バックアップ | リカバリー},およびデータベースの再起動に失敗しました

データベースのバックアップ,またはリカバリーの内部コマンド実行,およびデータベースの再起動が共に失敗した場合に表示されます。

(S)

コマンドの処理を中止します。

(O)

マニュアルに記載されている注意事項,または下記の原因が該当していないか確認してください。

  • ファイル名を絶対パスかつフルパスで指定していない。

  • バックアップファイルをネットワークドライブ上に指定している。

  • バックアップファイル名にフォルダを指定している。

  • UNCパス指定になっている。

  • バックアップファイル名がフルパスで259バイト以内になっていない。

  • フォルダに格納されているバックアップファイルのファイル名が255バイト以内になっていない。

  • ファイル名にマルチバイト文字を指定しているか,OSで指定できない文字列を指定している。

  • バックアップファイルの出力先に指定したドライブが存在しない。

  • バックアップファイルの出力先に指定したドライブにメディアが挿入されていない。

  • バックアップファイルの出力先に指定したドライブが使用できる状態になっていない。

  • コマンド実行中に「JP1/Service Support」サービスを起動した。

  • コマンド実行中に「JP1/Service Support - DB Server」サービスを終了した。

  • コマンド実行中にそのほかのJP1/Service Support のコマンドを実行した。

  • 障害用バックアップで採取したファイルで拡張用リカバリーを実行した。また,拡張用バックアップで採取したファイルで障害用リカバリーを実行した。

  • 拡張用バックアップ実行時のサイズより小さいサイズで拡張用リカバリーを実行した。

該当しない場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

障害用リカバリー実行時で該当する場合は原因を除去し,データベースを再起動してから,コマンドを再実行してください。

拡張用リカバリー実行時で該当する場合は,次の手順に従って操作してください。

  1. データベースを再起動する。

  2. コマンド実行前に採取した障害用バックアップファイルで障害用リカバリーを実行する。

  3. 拡張用リカバリー実行失敗の原因を除去し,拡張用リカバリーを再実行する。

データベースの再起動に失敗する場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。