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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


KNAB26105-E

データベースの再編成に失敗しました

案件管理DBの再編成コマンドが失敗しました。

(S)

コマンドの処理を中止します。

(O)

次の状態になっていないか確認し,該当する場合は原因を解決してから実行してください。

  • コマンド実行中に「JP1/Service Support」サービスを起動した。

  • コマンド実行中に「JP1/Service Support - DB Server」サービスを停止した。

  • コマンド実行中にほかのJP1/Service Supportのコマンドを実行した。

また,jssdbrorg.bat(案件管理DB再編成)コマンド実行時に,再編成実行用の一時ファイルの出力先フォルダを指定している場合は,次の原因が該当するかを確認してください。

  • 出力先フォルダに指定したドライブの空き容量が不足している。

  • 出力先フォルダに,ファイルを指定している。

  • 出力先フォルダに,ディスクドライブ直下を指定している。

  • 出力先フォルダに,ネットワークドライブを指定している。

  • 出力先フォルダに,マルチバイト文字を含む文字列,またはOSで指定できない文字列を指定している。

  • 出力先フォルダに,次に示す文字列以外を含む文字列を指定している。

    ・半角英数字

    ・半角スペース

    ・半角記号

    \,@,#,.,( )

  • 出力先フォルダに指定したドライブが存在しない。

  • 出力先フォルダに,UNCパスを指定している。

  • 出力先フォルダに,180バイト以上の文字列を指定している。

これらのどれかに該当する場合は,まず,jssdbrorg.batコマンドを実行する前に取得したバックアップファイルでリカバリーを実行してください。次にエラーの原因を取り除き,再度jssdbrorg.batコマンドを実行してください。

また,データベースの再編成によるデータの格納効率変更によって,再編成前のサイズよりも大きいサイズが必要になっています。あらかじめ,jssitemdeletionコマンドおよびjssdelrecコマンドを実行して不要な案件を削除してから,jssdbrorg.batコマンドを実行してください。

これらに該当しない場合は資料を収集して,システム管理者に連絡してください。