Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


KNAB12001-E

データベースで障害が発生しました。(詳細コード

データベースへのアクセスに失敗しました。

(S)

ユーザーの操作を待ちます。

(O)
詳細コードに-756が出力された場合

案件管理DBの容量が不足しています。不要なデータの削除,案件管理DBのサイズの変更,または案件を保存してください。それぞれの手順を次に示します。

  • 不要なデータの削除

  1. 不要なデータを削除する。

  2. jssdelrecコマンドを実行し,削除待ち状態のデータを削除する。

  3. jssdbrorg.batコマンドを実行し,案件管理DBの空き領域を再編成する。

  • 案件管理DBのサイズの変更

  1. jssdbbackup.batコマンドを実行し,案件管理DBをバックアップ(拡張用)する。

  2. jssdbinit.batコマンドを実行し,案件管理DBのサイズを大きくする。

  3. jssdbrecovery.batコマンドを実行し,手順1で取得したバックアップデータをリカバリーする。

  • 案件の保存

  1. jssitemstoreコマンドを実行し,クローズ済みの古い案件を案件保存DBに保存する。

  2. jssdbrorg.batコマンドを実行し,案件管理DBの空き領域を再編成する。

詳細コードに-205が出力された場合

-vupオプションを指定しないでJP1/Service Supportをセットアップした可能性があります。その場合は,-vupオプションを指定して,再度セットアップしてください。

詳細コードに-204が出力された場合

旧バージョンの環境で採取したバックアップファイルを,最新バージョンの環境にリカバリーした可能性があります。その場合は次の手順で対処してください。

  1. 最新バージョンをアンインストールする。

  2. バックアップファイルを採取した際のバージョンのJP1/Service Supportを新規インストールする。

  3. セットアップする。

  4. 旧バージョンの環境で採取したバックアップファイルをリカバリーする。

  5. 最新バージョンを上書きインストールする。

  6. -vupオプションを指定してセットアップする。

それ以外の場合

jssdbbackup.batコマンド,jssdbrecovery.batコマンド,jssdbrorg.batコマンド,jssdbreclaim.batコマンド,およびjssrefaclsetupコマンドを実行していないか確認してください。コマンドを実行している場合はコマンドを終了してから,もう一度操作してください。

また,マシンに負荷が掛かっているおそれがあります。しばらく時間を空けてから,再度実行してください。

同じエラーが再度発生する場合は,システム管理者に連絡してください。