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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


ユーザーログ定義ファイル(jp1refaclsetup.conf)

〈このページの構成〉

説明

jssrefaclsetupコマンドの実行結果をユーザー公開用ログファイル(jssrefaclsetup_info数字.log)に出力する際,そのログファイルのサイズ,面数を定義したファイルです。

形式

;コメント文
[LOG]
REFACLSETUP_FILESIZE=ログファイルサイズ
REFACLSETUP_FILENUM=ログファイル面数

;(セミコロン)で始まる行は,コメント扱いとなります。

ファイル名

格納先フォルダ

JP1/SSパス\conf\command\

定義の反映時期

jssrefaclsetup(案件ごとの参照権限設定セットアップ)コマンドを実行すると,定義がJP1/Service Supportに反映されます。

記述内容

次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表13‒89 ユーザーログ定義ファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名

説明

デフォルト値

REFACLSETUP_FILESIZE

ログファイル(jssrefaclsetup_info数字.log)のサイズをキロバイト換算で指定する。

指定できる値は4〜16384の半角数字(整数)。

8192

REFACLSETUP_FILENUM

ログファイル(jssrefaclsetup_info数字.log)の面数を指定する。

指定できる値は1〜64の半角数字(整数)。

2

ログファイルに出力されるメッセージ

ログファイルに出力されるメッセージについては,「14.1 メッセージの出力先」を参照してください。

注意事項

ログファイルを出力する設定にすると,ログファイル出力先フォルダ(JP1/SSパス\log\public\)下に「mmap」という名称のフォルダが作成されます。運用開始後,ログファイルのサイズと面数を変更する場合には,この「mmap」フォルダを削除してください。削除しないと変更が有効になりません。

定義例

ログファイルのサイズおよび面数を変更した場合の定義例を次に示します。この定義例ではログファイルのサイズを10メガバイト(10,240キロバイト),面数を4に変更しています。

[LOG]
REFACLSETUP_FILESIZE=10240
REFACLSETUP_FILENUM=4