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JP1 Version 12　JP1/Service Support 構築・運用ガイド

CSVカラム名マッピングファイル（jp1imss_itemcsv_columnmap.conf）

〈このページの構成〉

説明

jssitemexportEx（案件情報拡張エクスポート）コマンドで出力する案件情報CSVファイルおよび関連情報CSVファイルのヘッダー情報を定義するファイルです。

CSVカラム名マッピングファイルでは，ヘッダー情報（各ファイルのボディ部の1行目）に表示される項目の名称を変更できます。表示，非表示，および出力順序は，変更できません。なお，定義を省略した場合は，あらかじめ設定されている名称で出力されます。

出力される案件情報CSVファイルおよび関連情報CSVファイルについては，「12.　コマンド」の「jssitemexportEx（案件情報拡張エクスポート）」を参照してください。

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形式

#Item CSV hedder
I.SYSTEMID=対象システムのシステムIDの名称
I.SYSTEMNAME=対象システムのシステム名の名称
I.PROCESS=プロセス名の名称
I.PWBID=プロセスワークボードIDの名称
　　：
#ItemRef CSV hedder
R.PWBID=プロセスワークボードIDの名称
R.PITEMNO=プロセスワークボード内通し番号の名称
R.VERNO=バージョン番号の名称
R.REFINFOID=関連情報IDの名称
　　：

#で始まる行はコメント扱いとなります。

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ファイル名

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格納先フォルダ

JP1/SSパス\conf\command\

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定義の反映時期

jssitemexportEx（案件情報拡張エクスポート）コマンドを実行すると，定義がJP1/Service Supportに反映されます。

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記述内容

ヘッダー項目の名称を変更する場合，該当するプロパティキーの値を変更してください。プロパティキーの値を変更する際，プロパティキーを変更または削除しないでください。プロパティキーを変更または削除すると，該当するプロパティキーは未定義と判断され，あらかじめ設定されている値（デフォルト値）になります。

なお，プロパティキーの値を指定する際は，次に示す規則に従ってください。

指定できる文字と条件

制御文字（0x00〜0x1F，0x7F）以外の文字で指定する。

指定できるバイト数

1〜255バイト

なお，文字列長のバイトはUTF-8で換算されます。全角文字は，3バイトまたは4バイトに換算されます。

CSVカラム名マッピングファイルで設定できるプロパティキーの一覧を，ファイル別に次の表に示します。

表13‒3　CSVカラム名マッピングファイルで設定できるプロパティキー一覧（案件情報CSVファイル）

項番

プロパティキー

項目名（デフォルト値）

1

I.SYSTEMID

対象システムのシステムID

2

I.SYSTEMNAME

対象システムのシステム名

3

I.PROCESS

プロセス名

4

I.PWBID

プロセスワークボードID

5

I.PITEMNO

プロセスワークボード内通し番号

6

I.VERNO

バージョン番号

7

I.ITEMNO

関連案件通し番号

8

I.EITEMNO

エスカレーション番号

9

I.FORMID

案件フォームID

10

I.FORMNO

案件フォームのバージョン番号

11

I.ITEMSTATUSID

案件ステータスID

12

I.ITEMSTATUSNAME

案件ステータス名

13

I.EDITSTATUS

編集状態

14

I.DATATYPE

データ種別

15

I.ORGPWBID

エスカレーション元プロセスワークボードID

16

I.ORGITEMNO

エスカレーション元関連案件通し番号

17

I.ORGEITEMNO

エスカレーション元エスカレーション番号

18

I.ESCITEMNO

エスカレーション先関連案件通し番号

19

I.ESCEITEMNO

エスカレーション先エスカレーション番号

20

I.ESCPWBID

エスカレーション先プロセスワークボードID

21

I.ESCSYSTEMID

エスカレーション先システムID

22

I.ESCSYSTEMNAME

エスカレーション先システム名

23

I.ESCPROCESS

エスカレーション先プロセス名

24

I.ITEMENTRY_SEQNO

連動元イベントDB内通し番号

25

I.ITEMENTRY_ACTHOST

JP1/IM - Manager のホスト名

26

I.ITEMSEVERITY

重大度

27

I.IMPACT

影響度

28

I.PRIORITY

優先度

29

I.ITEM_CATEGORY

案件種別

30

I.ISSUE_CATEGORY

問題分野

31

I.PHENOMENON

現象種別

32

I.CAUSE

要因

33

I.RESULT

結果

34

I.SOLUTIONCODE

解決区分コード

35

I.AVOIDANCETYPE

回避策種別

36

I.CHANGE_SCALE

変更の規模

37

I.RELEASE_TYPE

リリースタイプ

38

I.ACCRUALDATE

発生日時

39

I.DEADLINE

作業期限

40

I.STARTDATE

開始日時

41

I.COMPDATE

完了日時

42

I.TITLE

タイトル

43

I.SUMMARY

概要

44

I.EFFECTSRV

影響業務

45

I.ITEMSEVERITY_REASON

重大度の理由

46

I.IMPACT_REASON

影響度の理由

47

I.PRIORITY_REASON

優先度の理由

48

I.AVOIDANCE

回避策

49

I.SITUATION

作業状況

50

I.ROOTCAUSE

根本原因

51

I.SOLUTION

解決策

52

I.FAILLOCATION

問題個所とバージョン

53

I.SCHEDULE

スケジュール，手順概要

54

I.IMPACTEVAL

変更の影響評価

55

I.DELIBERATIONRST

審議結果

56

I.MEASURES

再発防止策のための考察

57

I.FREEDESC

フリー記入欄

58

I.PRODUCTNAME

プロダクト名

59

I.JOBNETNAME

ジョブネット名

60

I.JOBNAME

ジョブ名

61

I.SNMPSRC

SNMPソース

62

I.NODENAME

監視ノード名

63

I.ALARMNAME

アラーム名

64

I.CUSTOMER

顧客名

65

I.ESTIMATEDCOST

費用（予算）

66

I.ACTUALCOST

費用（実績）

67

I.INQUIRY

問合せ者名

68

I.REGISTRANTID

登録者ID

69

I.REGISTRANTNAME

登録者名

70

I.REGISTRANTNAMEEN

登録者名（英語）

71

I.ASSIGNEDTYPE

担当者種別

72

I.ASSIGNEDID

担当者ID

73

I.ASSIGNED

担当者名

74

I.ASSIGNEDNAMEEN

担当者名（英語）

75

I.RESPONDENTTYPE

回答責任者種別

76

I.RESPONDENTID

回答責任者ID

77

I.RESPONDENT

回答責任者名

78

I.RESPONDENTNAMEEN

回答責任者名（英語）

79

I.USERTEXT01

拡張テキストデータ1

80

I.USERTEXT02

拡張テキストデータ2

81

I.USERTEXT03

拡張テキストデータ3

82

I.USERTEXT04

拡張テキストデータ4

83

I.USERTEXT05

拡張テキストデータ5

84

I.USERTEXT06

拡張テキストデータ6

85

I.USERTEXT07

拡張テキストデータ7

86

I.USERTEXT08

拡張テキストデータ8

87

I.USERTEXT09

拡張テキストデータ9

88

I.USERTEXT10

拡張テキストデータ10

89

I.USERTEXT11

拡張テキストデータ11

90

I.USERTEXT12

拡張テキストデータ12

91

I.USERTEXT13

拡張テキストデータ13

92

I.USERTEXT14

拡張テキストデータ14

93

I.USERTEXT15

拡張テキストデータ15

94

I.USERTEXT16

拡張テキストデータ16

95

I.USERTEXT17

拡張テキストデータ17

96

I.USERTEXT18

拡張テキストデータ18

97

I.USERTEXT19

拡張テキストデータ19

98

I.USERTEXT20

拡張テキストデータ20

99

I.USERTIME01

拡張時刻データ1

100

I.USERTIME02

拡張時刻データ2

101

I.USERTIME03

拡張時刻データ3

102

I.USERTIME04

拡張時刻データ4

103

I.USERTIME05

拡張時刻データ5

104

I.USERCODE01

拡張コードデータ1

105

I.USERCODE02

拡張コードデータ2

106

I.USERCODE03

拡張コードデータ3

107

I.USERCODE04

拡張コードデータ4

108

I.USERCODE05

拡張コードデータ5

109

I.USERINT01

拡張数値データ1

110

I.USERINT02

拡張数値データ2

111

I.USERINT03

拡張数値データ3

112

I.USERINT04

拡張数値データ4

113

I.USERINT05

拡張数値データ5

114

I.USEREXTTYPE01

拡張ユーザー情報種別1

115

I.USEREXTINFO01

拡張ユーザー情報1

116

I.USEREXTNAME01

拡張ユーザー名1

117

I.USEREXTTYPE02

拡張ユーザー情報種別2

118

I.USEREXTINFO02

拡張ユーザー情報2

119

I.USEREXTNAME02

拡張ユーザー名2

120

I.USEREXTTYPE03

拡張ユーザー情報種別3

121

I.USEREXTINFO03

拡張ユーザー情報3

122

I.USEREXTNAME03

拡張ユーザー名3

123

I.USEREXTTYPE04

拡張ユーザー情報種別4

124

I.USEREXTINFO04

拡張ユーザー情報4

125

I.USEREXTNAME04

拡張ユーザー名4

126

I.USEREXTTYPE05

拡張ユーザー情報種別5

127

I.USEREXTINFO05

拡張ユーザー情報5

128

I.USEREXTNAME05

拡張ユーザー名5

129

I.CREATOR_ID

編集者ID

130

I.CREATORNAME

編集者名

131

I.CREATORNAMEEN

編集者名（英語）

132

I.CREATIONDATE

登録日時

133

I.LASTUPDATE

更新日時

134

I.MESSAGEID

メッセージID

135

I.REFINFOID

関連情報ID

136

I.APDFILEID

添付ファイルID

137

I.FILENAME

添付ファイル

138

I.OPERATIONHISTORY

操作履歴
表13‒4　CSVカラム名マッピングファイルで設定できるプロパティキー一覧（関連情報CSVファイル）

項番

プロパティキー

項目名（デフォルト値）

1

R.PWBID

プロセスワークボードID

2

R.PITEMNO

プロセスワークボード内通し番号

3

R.VERNO

バージョン番号

4

R.REFINFOID

関連情報ID

5

R.PARTID

案件フォーム項目ID

6

R.INFOTYPE

関連情報種別

7

R.REFDETAIL

関連情報詳細

8

R.REFINFO1

関連情報1

9

R.REFINFO2

関連情報2

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注意事項

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定義例

定義例を次に示します。

#Item CSV hedder
I.SYSTEMID=対象システムのシステムID.No1
I.SYSTEMNAME=対象システムのシステム名.No2
I.PROCESS=プロセス名.No1
I.PWBID=プロセスワークボードID.No2
　　：
#ItemRef CSV hedder
R.PWBID=プロセスワークボードID.No2
R.PITEMNO=プロセスワークボード内通し番号.No2
R.VERNO=バージョン番号.No3
R.REFINFOID=関連情報ID.No3
　　：

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