3.15.3 ステータス名称の変更
プロセスごとにステータスの名称を変更できます。
ステータスの名称は変更できるため,ステータスはステータスIDという一意のIDを使って識別します。ステータスの名称は変更できますが,ステータスIDは変更できません。デフォルトで提供しているステータスの名称,およびそれに対応したステータスIDを次の表に示します。
ステータスの名称 |
ステータスID |
---|---|
受付 |
JIMSD_STAT_INQUIRY |
調査中 |
JIMSD_STAT_RESEARCH |
計画中 |
JIMSD_STAT_PLANNING |
審議中 |
JIMSD_STAT_DISCUSSING |
承認済み |
JIMSD_STAT_APPROVED |
対応依頼中 |
JIMSD_STAT_WAITING |
レビュー中 |
JIMSD_STAT_REVIEW |
クローズ |
JIMSD_STAT_CLOSE |
拡張ステータス01 |
JIMSD_STAT_USER01 |
拡張ステータス02 |
JIMSD_STAT_USER02 |
拡張ステータス03 |
JIMSD_STAT_USER03 |
拡張ステータス04 |
JIMSD_STAT_USER04 |
拡張ステータス05 |
JIMSD_STAT_USER05 |
拡張ステータス06 |
JIMSD_STAT_USER06 |
拡張ステータス07 |
JIMSD_STAT_USER07 |
拡張ステータス08 |
JIMSD_STAT_USER08 |
拡張ステータス09 |
JIMSD_STAT_USER09 |
拡張ステータス10 |
JIMSD_STAT_USER10 |
「JIMSD_STAT_USER」で始まるステータスIDは,ユーザー拡張用のステータスです。ユーザー拡張用のステータスは,デフォルトでは10種類用意されています。ユーザー拡張用のステータスは,使用できる数を増やしたり,使用しない場合には画面から非表示にしたりすることもできます。ユーザー拡張用のステータスの数は,システムプロパティファイルで設定できます。詳細については,「13. 定義ファイル」の「システムプロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting.properties)」を参照してください。
なお,メイン画面(案件状況)での案件状況確認に影響が出るため,ユーザー拡張用以外のステータスは,完全に意味の異なる名称に変更しないでください。案件状況確認への影響について,プロセス視点での状況確認に表示される「審議中」の案件数を例に説明します。「審議中」の案件数は,ステータスIDがJIMSD_STAT_DISCUSSINGのステータスとなっている案件数が集計されて表示されています。例えば,ステータスIDがJIMSD_STAT_DISCUSSINGのステータス名称を,「審議中」から「停止中」に変更すると,案件のステータスが「停止中」となっていても,「審議中」の案件として集計され,メイン画面(案件状況)の「審議中」の案件数に表示されます。
ステータス名称は,[ステータス]管理画面で設定します。設定手順については,「9.11.3 ステータス名称の編集」を参照してください。
ステータス名称を変更した場合は,案件情報インポートコマンドに影響が出るため,コードマッピングファイルもあわせて編集する必要があります。詳細については,「13. 定義ファイル」の「コードマッピングファイル(jp1imss_itemimport_codemap.conf)」を参照してください。