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JP1 Version 12 JP1/Base 運用ガイド


付録C.1 JP1/Baseのポート番号

コネクション確立時は,次に示す表中のポート番号を,接続を受ける側が使用します。表中のポート番号に接続する側は,OSによって割り当てられる空きポート番号(エフェメラルポート)を使用します。この場合に使用するポート番号の範囲は,OSによって異なります。

表C‒1 JP1/Baseで使用するポート番号

サービス名

ポート番号

用途

jp1imevt

20098/tcp

JP1イベントを他ホストに転送するときに使用

jp1imevtapi

20099/tcp

JP1イベントを登録・取得するすべての製品,およびJP1イベント発行関数・JP1イベント取得関数で使用

jp1imrt

20237/tcp

構成管理で使用(JP1/IM - Manager使用時)

jp1imcmda

20238/tcp

コマンド実行で使用(JP1/IM - Manager使用時)

jp1imcmdc

20239/tcp

コマンド実行で使用(JP1/IM - Manager使用時)

jp1bsuser

20240/tcp

ユーザー認証サーバで使用

JP1AutoJob※1(Windowsの場合)

jesrd※1(UNIXの場合)

ユーザー任意/tcp

JP1/SESプロトコル利用製品とのイベントの送受信で使用

jp1bsplugin

20306/tcp

JP1/IM用定義情報の収集・配布時,JP1/Baseのヘルスチェック機能で使用,およびjevagtfwコマンドによるイベント転送抑止で使用

jp1bscom

20600/tcp

JP1/IMの構成管理とサービス管理制御との通信で使用

ldap

389/tcp※2

ディレクトリサーバ連携で使用

ldaps

636/tcp※2

注※1 JP1/SES互換用です。これらのサービスは,JP1/Baseをインストールしても,servicesファイルに設定されません。バージョン5以前の製品JP1/SES,JP1/AJSおよびJP1/SESのプロトコルを利用した製品(JP1/OJEなど)とイベントの送受信をしたい場合は,servicesファイルに設定してください。

注※2 JP1/Base(認証サーバ)とディレクトリサーバ間の通信でSSLを利用するかどうかで使用するポート番号は変わります。SSLを利用する場合は,636/tcpを使用します。