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JP1 Version 12 JP1/Base 運用ガイド


jevlogreload

〈このページの構成〉

機能

ログファイルトラップ動作定義ファイルをリロードします。リロードできる定義情報は,jevlogstartコマンドで起動時に指定した動作定義ファイルのMARKSTRACTDEFパラメーターの値だけです。

形式

jevlogreload { ID番号 | -a 監視名 | ALL }

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1base/bin/

引数

ID番号

リロードしたいログファイルトラップのID番号を指定します。なお,ID番号は,jevlogstartコマンドの実行時に,標準出力に出力されます。

-a 監視名

リロードしたいログファイルトラップの監視名を指定します。なお,監視名は,jevlogstartコマンドの-aオプションで指定した名称です。

ALL

jevlogstartコマンドおよびJP1/AJSのログファイル監視ジョブで起動したすべてのログファイルトラップをリロードします。ただし,JP1/AJSのログファイル監視ジョブで起動したログファイルトラップの動作定義ファイルの内容は,変更しないでください。変更してリロードを実行した場合,正しく監視できなくなることがあります。

注意事項

MARKSTRACTDEF以外のパラメーターを,起動時に設定した値と異なる値で設定すると,コマンド実行時エラーとなりリロードできません。MARKSTRACTDEF以外のパラメーターを変更したい場合は,該当するログファイルトラップを再起動してください。また,リロードコマンド実行時にトラップ処理を行っていた場合,そのトラップ処理の完了後,リロード処理を行います。

戻り値

0

正常終了

1

引数エラー

2

サービスまたは管理デーモンが起動していない

3

指定IDまたは監視名のログファイルトラップは存在しない(すでに終了している)

ALL指定の場合は,ログファイルトラップが一つも存在しない

4

動作定義ファイルに誤りあり

5

動作定義ファイルオープンエラー

6

イベントサーバが起動していない

7

メモリーなどシステムリソース不足

8

権限チェックエラー

10

一部リロード失敗

255

そのほかのエラー