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JP1 Version 12 JP1/Base 運用ガイド


3.4.8 SUSE Linux 15以降で運用する場合のsyslog出力について

このマニュアルでは,UNIXのOSのログ情報はsyslogに出力されることを前提としています。しかし,SUSE Linux 15以降の場合,デフォルトでは,syslog(テキストファイル)にはログが出力されず,ジャーナルと呼ばれるログファイルに出力されます。

従来と同様に,OSのログ情報をsyslogに出力して運用する必要がある場合は,次の手順でジャーナルに出力されるログをsyslogに転送するようにしてください。

  1. 次のrsyslogパッケージをインストールする。

    rsyslog-8.33.1-x.xx.x86_64
  2. syslogへの転送が有効化されていることを確認する。

    /etc/systemd/journald.confファイルを開いて,次の設定になっていることを確認します。

    ForwardToSyslog=yes

    注※ コメントアウトされている場合,デフォルトのyesが適用されます。

  3. rsyslogを起動する。

    systemctl start rsyslog