jp1hosts定義ファイル
形式
# コメント ホスト名 IPアドレス,IPアドレス,IPアドレス |
パラメーターの分類
- 必須パラメーター
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なし
- 選択パラメーター
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なし
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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インストール先フォルダ\conf\
共有フォルダ\jp1base\conf\(クラスタ運用時)
- UNIXの場合
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/etc/opt/jp1base/conf/
共有ディレクトリ/jp1base/conf/(クラスタ運用時)
説明
JP1独自のhosts情報を設定しておくファイルです。jp1hosts定義ファイルは,初期設定で提供されています。ただし,初期の状態では利用できません。このファイルを利用する場合は,運用に合わせて編集してください。なお,独自にjp1hosts定義ファイルを作成,編集することもできますが,この場合も格納場所は,初期設定で提供されているjp1hostsファイルと同じ場所にしてください。
定義の反映時期
jbshostsimportコマンドを実行すると,jp1hosts情報が共通定義情報に反映されます。jbshostsimportコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbshostsimport」を参照してください。
記述内容
jp1hosts定義ファイルには,次に示す規則があります。
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jp1hosts定義ファイルは,一つのエントリーに対して1行の形式で表します。1行に記述できる文字数は,255バイト以内です。
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行の先頭に#(0x23)を指定すると,その行はコメント行になります。
- ホスト名 IPアドレス,IPアドレス,IPアドレス
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ホスト名とIPアドレスの対応を記述します。ホスト名とIPアドレスの間は,一つ以上の半角スペースまたはタブ文字で区切ってください。
- ホスト名
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ASCII文字だけ使用できます。
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次の文字は使用できません。
" / \ [ ] ; : | = , + ? < >
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IPアドレスとして認識できる文字列は,ホスト名として利用できません。
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- IPアドレス
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IPv4アドレスを指定できます。IPv6アドレスは指定できません。
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IPアドレスを複数指定する場合は,「,」で区切ってください。「,」の前後の半角スペース,タブ文字は入力しても無視されます。
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形式は,W.X.Y.Zだけです。W,X,Y,Zには,それぞれ0〜255の範囲の十進数で指定してください。
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IPアドレスを複数設定する場合,送信時には,ホスト名に最初に設定されているIPアドレスが使用されます。
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送信をIPバインド方式にしている場合,送信側のIPアドレスは,自ホスト名に最初に設定されているIPアドレスが使用されます。
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一つのホスト名に対して指定できるIPアドレスの数は4です。また,同じホスト名の複数指定はできません。複数指定した場合,jbshostsimportコマンドを実行した際にエラーとなります。
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