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JP1 Version 12 インフラストラクチャ管理 基本ガイド 


3.4 影響範囲と問題の重大度を分析する

ここでは,ボトルネックと判断したCPUを基点として,ボトルネックが及ぼす影響範囲と問題の重大度を分析します。影響範囲と問題の重大度がわかると,対処の優先度を適切に判断できます。

操作手順

  1. [ボトルネック分析]画面で[影響を確認]ボタンをクリックします。

    [図データ]

    影響範囲と問題の重大度を分析する画面が表示されます。

  2. 表示されたコンシューマーの[名称][状態]などの情報を基に,コンシューマーへの影響範囲と問題の重大度を把握します。

    必要に応じて,対処の優先度を変更したり,影響を受けているお客様,またはこれから影響を受けるおそれのあるお客様への連絡を進めたりしてください。

次の作業

ボトルネックの原因を分析して対処します。

メモ

ストレージ管理者に連絡した問題個所の影響範囲を,JP1/OAを使って確認できます。

この例の場合,ストレージ管理者に連絡した[ボリューム]をクリックして,表示されるメニューから[影響を確認]を選択し,[ボトルネック分析]画面を開きます。すると,関連するコンシューマーや仮想マシンが一覧で確認でき,問題個所の影響範囲がわかります。

必要に応じて,ボリュームの影響範囲をストレージ管理者に連絡してください。