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JP1 Version 12 インフラストラクチャ管理 基本ガイド 


2.5.2 メールサーバの設定をする

JP1/OAは,管理対象のIT基盤システムに生じた問題や重要な情報を,管理者にメールで送付できます。

前提条件

この設定には,JP1/OAのAdmin権限が必要です。

操作手順

  1. [管理]タブを選択し,左ペインで[通知設定]-[メールサーバ]を選択します。

  2. [設定の編集]ボタンをクリックし,次に示す情報を入力します。

    [SMTP サーバ]
    • [IP アドレス/ホスト名]:メールサーバのIPアドレスまたはホスト名

    • [セキュリティ保護の接続][TLS](セキュリティ保護の通信を使用する場合)または[None](セキュリティ保護の通信を使用しない場合)

    • [ポート番号(0-65535)]:メールサーバと通信するためのポート番号

    • [SMTP 認証][ON](ユーザー認証を使用する場合)または[OFF](ユーザー認証を使用しない場合)

    • [ユーザー名]:メールサーバのユーザーID

    • [パスワード]:メールサーバのパスワード

    [送信元]
    • [送信元アドレス]:送信元に表示するメールアドレス

      管理者のメールアドレスをEメールアドレス形式で指定します。このマニュアルでは,例として「admin@example.com」を指定します。

    [図データ]
  3. メールサーバの設定が正しくできていることを確認するために[テストメールの送信]ボタンをクリックします。

  4. [テストメールの送信]ダイアログで,テストメールの送付先のメールアドレスを指定して[OK]ボタンをクリックします。

    ここでは,管理者自身のメールアドレスを指定してください。

    指定するメールアドレスは,テストメールを送付する以外には使用しません。

  5. [閉じる]ボタンをクリックします。

  6. 管理者のメールアドレスにテストメールが届いていることを確認します。

    テストメールは「[Test] [JP1/OAのサーバ名] Analytics テストメール」という件名で送付されます。

  7. テストメールが届いていることを確認してから,[メールサーバ設定]画面で,[設定を保存]ボタンをクリックします。

次の作業

JP1/OAで管理する対象(管理対象)を,JP1/OAに登録します。