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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


7.4.1 システムノード生成機能

システム構成情報とシステムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf)の情報を基にして,ルートノードからシステムノードまでのツリー情報を生成する機能です。

システムノード生成機能の入力情報,および出力情報を次に示します。

表7‒25 システムノード生成機能の入力情報と出力情報

項番

入力情報/出力情報

内容

1

入力情報

システム構成情報

アダプタコマンドやプラグインで収集した連携製品のシステム構成情報です。

システム構成情報は,SIDとSIDに対応した付与情報で表示されます。SIDについては「7.1 SID」を参照してください。

2

システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf

システム,サブシステムとその配下に配置する任意のノードの階層構造の定義情報です。

3

出力情報

ルートノードからシステムノードまでのツリー情報

IM管理ノードをサンバースト形式やツリー形式で表示するために必要な情報です。

ツリー情報はツリーのSIDとツリーのSIDに対応した付与情報で表示されます。SIDについては「7.1 SID」を参照してください。

システムノード生成機能には,ファイルによるシステムノード生成機能とプラグインによるシステムノード生成機能があります。それぞれについて説明します。

プラグインで作成したシステムノードのツリーのSIDとシステムノード定義ファイルを基に作成したシステムノードのツリーのSIDが同じ場合,すでに作成済みのツリーのSIDの付与情報に対して,新たに作成したツリーのSIDの付与情報の対処を次の表に示します。

表7‒27 ツリーのSID重複時における付与情報の対処

項番

付与情報

対処

1

target

追加

2

label

生成済みのツリーのSIDのlabelを優先

3

resourceGroup

生成済みのツリーのSIDのresourceGroupを優先