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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.2.7 データ型

JP1/IMのAPIで対応するデータ型を次に示します。

表5‒9 対応するデータ型

データ型

説明

boolean

trueまたはfalse

int

32bit符号付きの整数

long

64bit符号付きの整数

string

テキストデータ

string型で数字を扱う場合,特に説明が無い限り10進数として扱います。

JSON形式のstring型で次の文字を使用する場合は,エスケープ表記で表現してください。

表5‒10 JSON形式のstring型でエスケープする文字

文字

エスケープ表記

「"(ダブルクォーテーションマーク)」

\"

\(バックスラッシュ)」

\\

バックスペース

\b

フォームフィード,改ページ

\f

ラインフィード

\n

キャリッジリターン

\r

タブ

\t

日付と時間は,次の形式(ISO8601形式)で指定します。返却時も同じ形式です。

形式
YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD
表5‒11 日付と時間の構成内容

表記

説明

指定できる値

YYYY

年を指定します。

19942036(単位:年)

MM

月を指定します。

0112(単位:月)

DD

日にちを指定します。

01〜指定した月の最終日(単位:日)

hh

時間を指定します。

0023(単位:時)

mm

分を指定します。

0059(単位:分)

ss

秒を指定します。

0059(単位:秒)

TZD

指定時刻と協定世界時(UTC)との時差を指定します。

  • UTCの場合

    Z

  • UTC以外の場合

    +hh:mm」または「-hh:mm

例えば,協定世界時で2019年3月1日12時0分0秒の時刻を,日本標準時で指定する場合は「2019-03-01T21:00:00+09:00」,アメリカ東部標準時で指定する場合は「2019-03-01T07:00:00-05:00」となります。

また,夏時間の制度を採用している国や地域の場合,例えば,協定世界時で2019年4月1日12時0分0秒の時刻を,IM-DDがアメリカ東部標準時(Daylight Saving Time)で指定する場合は「2019-04-01T08:00:00-04:00」となります。