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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.2.5 レスポンス形式

レスポンス形式を次に示します。

httpVersion△statusCode
responseHeader
 
messageBody
(凡例)

△:半角スペース

表5‒5 レスポンス形式の構成内容

項目

説明

httpVersion

APIが使用する通信プロトコルのバージョンとして「HTTP/1.1」が返却されます。

statusCode

リクエストの実行結果がステータスコードとして返却されます。

responseHeader

リクエストヘッダーで指定された,レスポンスのデータ形式が返却されます。

messageBody

メッセージボディーのデータが,次の形式で返却されます。

  • データ形式:JSON

  • 文字コード:UTF-8

〈この項の構成〉

(1) ステータスコード

APIの実行時に返却されるステータスコードの一覧を示します。なお,返却されるステータスコードは,APIごとに異なるため,詳細は各APIを参照してください。

表5‒6 ステータスコード

ステータスコード

メッセージ

説明

200

詳細は各APIを参照してください。

リクエストの処理に成功しました。

400

Bad-request

リクエスト内容が不正です。

401

Unauthorized

認証に失敗しています。認証情報または許可情報が不正です。

403

Forbidden

リクエストの実行権限がありません。

404

Not-found

リクエストされたリソースまたはリソースに対する操作がありません。または,パラメーターの指定が不正です。

406

Not-acceptable

指定されたレスポンスのフォーマット形式はサポートされていません。

411

Length Required

POSTメソッド使用時に,リクエストヘッダーのContent-Lengthプロパティが省略されています。

413

Payload Too Large

リクエストボディーサイズが上限を超えています。

415

Unsupported media type

指定されたリクエストのフォーマット形式はサポートされていません。

500

Server-error

サーバ処理エラーが発生しました。

503

Service Unavailable

インテリジェント統合管理基盤のサービスが利用できません。

一時的に混み合っているなどで使用できない可能性があります。

(2) レスポンスヘッダー

インテリジェント統合管理基盤で制御しているレスポンスヘッダーを次の表に示します。

表5‒7 レスポンスヘッダー

ヘッダー

説明

Cache-Control

APIのレスポンス情報をキャッシュしないため,以下を指定します。

---
Cache-Control: no-store, no-cache, max-age=0
Pragma: no-cache
Expires: Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT

Content-Type

レスポンスデータのデータ形式です。固定値として「application/json」を返却します。

WWW-Authenticate

REST APIに付加したログイン情報による認証(Basic認証)を使用した場合に,認証が必要であることを示します。

---
WWW-Authenticate: Basic realm="JP1 Authentication Realm"