イベントレポート出力の項目ファイル
形式
[@]項目名
# コメント行
：
ファイル
任意のファイルを使用します。
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
任意のフォルダ
- UNIXの場合
-
任意のディレクトリ
説明
イベントレポート出力で出力したいJP1イベントの属性を指定するファイルです。
このファイルの最大サイズは，32キロバイト（32,768バイト）です。
- 定義の記述
-
-
半角スペースまたはタブだけで構成された行は無視されます。
-
各行の先頭のパラメーター名の前，および末尾の半角スペース，タブは無視されます。
-
定義の反映時期
-kオプションを指定してjcoevtreportコマンドを実行すると，指定した項目ファイルを読み込み，項目ファイルに従ってJP1イベントの属性値をイベントレポート出力します。
ファイル内容
- 項目名
-
イベントレポート出力で出力したい項目を指定します。
指定できる項目を次の表に示します。
項番
指定できる項目
内容
1
B.SEQNO
イベントDB内通し番号
2
B.ID
イベントID
3
B.PROCESSID
発行元プロセスID
4
B.TIME
登録時刻
5
B.ARRIVEDTIME
到着時刻
6
B.REASON
登録要因
7
B.USERID
発行元ユーザーID
8
B.GROUPID
発行元グループID
9
B.USERNAME
発行元ユーザー名
10
B.GROUPNAME
発行元グループ名
11
B.SOURCESERVER
登録ホスト名
12
B.DESTSERVER
送信先イベントサーバ名
13
B.SOURCEIPADDR
発行元IPアドレス
14
B.DESTIPADDR
送信先IPアドレス
15
B.SOURCESEQNO
発行元イベントDB内通し番号
16
B.CODESET
コードセット
17
B.MESSAGE
メッセージ
18
E.SEVERITY
重大度
19
E.USER_NAME
ユーザー名
20
E.PRODUCT_NAME
プロダクト名
21
E.OBJECT_TYPE
オブジェクトタイプ
22
E.OBJECT_NAME
オブジェクト名
23
E.ROOT_OBJECT_TYPE
登録名タイプ
24
E.ROOT_OBJECT_NAME
登録名
25
E.OBJECT_ID
オブジェクトID
26
E.OCCURRENCE
事象種別
27
E.START_TIME
開始時刻
28
E.END_TIME
終了時刻
29
E.RESULT_CODE
終了コード
30
E.JP1_SOURCEHOST
発生元ホスト名
31
E.@JP1IM_ACTTYPE
アクション種別
32
E.@JP1IM_ACTCONTROL
アクション
33
E.@JP1IM_SEVERE
重要イベント
34
E.@JP1IM_CORRELATE
相関イベント
35
E.@JP1IM_RESPONSE
応答待ちイベント
36
E.@JP1IM_ORIGINAL_SEVERITY
重大度(変更前)
37
E.@JP1IM_CHANGE_SEVERITY
重大度変更
38
E.@JP1IM_DEALT
対処状況
39
E.@JP1IM_RELEASE
重要イベント解除
40
E.@JP1IM_DISMISSED
重要イベント削除
41
E.@JP1IM_MEMO
メモ
42
E.@JP1IM_DISPLAY_MESSAGE
メッセージ(変更後)
43
E.@JP1IM_CHANGE_MESSAGE
表示メッセージ変更
44
E.@JP1IM_CHANGE_MESSAGE_NAME
表示メッセージ変更定義名
45
E.固有の拡張属性名
固有の拡張属性
JP1イベントに属性がない場合は，空文字を出力します。また，項目名の先頭に「@」を指定すると，基本属性および拡張属性の日時項目をYYYYMMDDhhmmss形式で出力します。ただし，「@」を指定したJP1イベントの属性に次の値が入っている場合は変換しないで出力します。
-
数値以外の値
-
0未満の数値，または2,147,483,648以上の数値
-
- #コメント行
-
#で始まる行は，コメント扱いとなります。
定義例
B.SEQNO B.ID B.PROCESSID B.TIME ：