Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


状態変更イベント件数の上限監視設定ファイル(evhist_warn_event_xxx.conf)

〈このページの構成〉

形式

[論理ホスト名\JP1SCOPE\BMS\EVHISTORY]
"EVHIST_WARN_EVENT"=dword:

ファイル

evhist_warn_event_on.conf(状態変更イベント件数の上限監視を有効にする場合に使用します)

evhist_warn_event_off.conf(状態変更イベント件数の上限監視を無効にする場合に使用します)

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
物理ホストのとき

Scopeパス\conf\

論理ホストのとき

共有フォルダ\jp1scope\conf\

UNIXの場合
物理ホストのとき

/etc/opt/jp1scope/conf/

論理ホストのとき

共有ディレクトリ/jp1scope/conf/

説明

状態変更イベントの件数が上限(100件)を超えた場合に,JP1イベントの発行を有効にするかどうかを設定するファイルです。

有効にした場合は,監視オブジェクトの状態変更イベントが100件を超えたときに,JP1イベントを発行します。発行されるJP1イベントは,イベントIDが3FB1の警告イベントです。

JP1/IM - Managerを新規インストールした場合は,有効(JP1イベントを発行する)になっています。バージョンアップ時は,バージョンアップ前に設定を無効にしていた場合は,無効(JP1イベントを発行しない)になっています。

定義の反映時期

jbssetcnfコマンドを実行し,JP1/IM - Managerを再起動したあとに有効になります。

記述内容

[論理ホスト名\JP1SCOPE\BMS\EVHISTORY]

JP1/IMの環境設定のキー名称です。

論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。

"EVHIST_WARN_EVENT"=dword:
  • evhist_warn_event_on.confは,値が「00000001」です(イベントIDが3FB1のJP1イベントが発行される)。

  • evhist_warn_event_off.confは,値が「00000000」です(イベントIDが3FB1のJP1イベントが発行されない)。

このパラメーターは編集しないでください。

JP1イベントの詳細については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。