付録F.2 JP1/IM - EG for NNMiパラメーター定義ファイル(jegn_param_V7.conf)
- 形式
[論理ホスト名\JP1EG4NNMI] "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:値 "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:値
- ファイル
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jegn_param_V7.conf(JP1/IM - EG for NNMiパラメーター定義ファイル)
jegn_param_V7.conf.model(JP1/IM - EG for NNMiパラメーター定義ファイルのモデルファイル)
- 説明
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JP1/IM - EG for NNMiのプロセスの異常時や異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行するかどうかを定義するファイルです。プロセスの異常時や異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行することによって,JP1/IM - EG for NNMi自身のトラブルを履歴管理できるようになります。このため,この定義ファイルを使って,JP1イベントを発行する設定にすることをお勧めします。
JP1/IM - EG for NNMiパラメーター定義ファイルは,あらかじめ必要な定義内容が設定されているモデルファイルを提供しています。設定を変更する場合は,モデルファイルをコピーして,内容を編集してください。
JP1/IM - EG for NNMiのプロセス,および発行できるJP1イベントを次に示します。
- JP1/IM - EG for NNMiのプロセス
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JP1/IM - EG for NNMiのプロセス管理(jegn_spmd)
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JP1/IM - EG for NNMiのメインサービス(jegneg4nnmi)
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- 発行できるJP1イベント
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イベントID
発行契機
0x000061F0
プロセスが異常終了した場合
0x000061F1
プロセス起動時にタイムアウトした場合
0x000061F2
異常終了したプロセスが再起動を完了した場合
JP1イベントの詳細については,「8.4.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。
- 定義の反映時期
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この定義ファイルを引数にJP1/Baseのjbssetcnfコマンドを実行し,JP1/IM - EG for NNMiを再起動したあとに有効になります。jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- 記述内容
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- [論理ホスト名\JP1EG4NNMI]
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JP1/IM - EG for NNMiの環境設定のキー名称です。
論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。
- "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:値
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値を1にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。
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プロセスが異常終了した場合
イベントIDが0x000061F0のJP1イベントが発行されます。
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起動時に起動通知がなく,タイムアウトした場合
イベントIDが0x000061F1のJP1イベントが発行されます。
デフォルトは0です。0の場合,JP1イベントは発行されません。
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- "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:値
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値を1にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。
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プロセス再起動の機能によって,異常終了したプロセスの再起動が完了した場合
イベントIDが0x000061F2のJP1イベントが発行されます。
デフォルトは0です。0の場合,JP1イベントは発行されません。
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