6.2.3　JP1/IM - EG for NNMiが動作するシステムの日時を変更する

JP1/IM - EG for NNMiの運用中にシステムの日時を変更する場合の手順および注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1)　システムの日時変更時に必要な作業

システムの日時を変更する場合の手順および注意事項について説明します。

システムの日時を過去に戻す場合

システムの日時を変更する際，過去の日時に変更することは通常避けてください。システムの日時を過去に戻すと，JP1イベントが発行されなかったり，重複して発行されたりすることがあります。

システムの日時を過去に戻す手順を次に示します。

JP1/IM - EG for NNMiを終了する。
システムの日時を戻す。
imevtgw_nnmi_last_forwarded.confファイル^※を削除する。
変更前のシステムの日時（手順2.を実施した日時）まで，JP1/IM - EG for NNMiを停止しておく。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を確認する。

jegn_setup -list [-h 論理ホスト名]
次のコマンドを実行する。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 0
JP1/IM - EG for NNMiを起動する。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を元に戻す。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 手順5.で確認した値
次のコマンドを実行して，手順8.で設定したstartupオプションの値を有効にする。

jegn_spmd_reload [-h 論理ホスト名]

システムの日時が遅れているため，日時を進める場合

システムの日時が遅れている場合に，日時を進める手順を次に示します。

JP1/IM - EG for NNMiを終了する。
システムの日時を進める。
imevtgw_nnmi_last_forwarded.confファイル^※を削除する。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を確認する。

jegn_setup -list [-h 論理ホスト名]
次のコマンドを実行する。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 0
JP1/IM - EG for NNMiを起動する。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を元に戻す。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 手順4.で確認した値
次のコマンドを実行して，手順7.で設定したstartupオプションの値を有効にする。

jegn_spmd_reload [-h 論理ホスト名]

注※

imevtgw_nnmi_last_forwarded.confファイルの格納先を次に示します。

Windowsの場合

UNIXの場合

システムのタイムゾーンを変更する場合の手順および注意事項について説明します。なお，NNMiでの手順および注意事項については，NNMiの各製品のマニュアルを参照してください。

JP1/IM - EG for NNMiを終了する。
システムのタイムゾーンを変更する。
imevtgw_nnmi_last_forwarded.confファイル^※を削除する。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を確認する。

jegn_setup -list [-h 論理ホスト名]
次のコマンドを実行する。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 0
JP1/IM - EG for NNMiを起動する。
次のコマンドを実行して，startupオプションの値を元に戻す。

jegn_setup -update [-h 論理ホスト名] -startup 手順4.で確認した値
次のコマンドを実行して，手順7.で設定したstartupオプションの値を有効にする。

jegn_spmd_reload [-h 論理ホスト名]

注※

imevtgw_nnmi_last_forwarded.confファイルの格納先を次に示します。

Windowsの場合

UNIXの場合