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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Event Gateway for Network Node Manager i


3.2 論理ホストのインストールとセットアップ

この節では,JP1/IM - EG for NNMiの論理ホストのインストールおよびセットアップについて説明します。

JP1/IM - EG for NNMiは,NNMiおよびJP1/Baseと同一の論理ホストで動作する必要があります。

作業を始める前に,クラスタシステムについて次の情報を確認してください。

表3‒1 論理ホストのインストールとセットアップ前の確認

確認項目

説明

論理ホスト名

JP1/BaseおよびNNMiを実行する論理ホストのホスト名

論理IPアドレス

論理ホスト名に対応するIPアドレス

共有フォルダ(共有ディレクトリ)

論理ホストのJP1の実行環境ファイル一式を格納する共有ディスク上のフォルダ(ディレクトリ)

クラスタ運用の前提条件とサポート範囲の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

確認ができたら,実行系サーバと待機系サーバのインストールとセットアップを始めます。

重要
  • Windowsの場合は実行系サーバ・待機系サーバとも,同じ名称のドライブおよびフォルダにインストールしてください。また,共有ディスク上にはインストールしないでください。

  • クラスタシステムでJP1/IM - EG for NNMiの設定をする場合は,物理ホストで動作しているJP1/IM - EG for NNMiを停止してください。物理ホストのJP1/IM - EG for NNMiが起動しているときにクラスタシステムの設定をすると,論理ホストのサービスが正常に動作しなくなります。その場合は,サーバを再起動して回復する必要があります。

〈この節の構成〉