3.2 論理ホストのインストールとセットアップ
この節では,JP1/IM - EG for NNMiの論理ホストのインストールおよびセットアップについて説明します。
JP1/IM - EG for NNMiは,NNMiおよびJP1/Baseと同一の論理ホストで動作する必要があります。
作業を始める前に,クラスタシステムについて次の情報を確認してください。
確認項目 |
説明 |
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論理ホスト名 |
JP1/BaseおよびNNMiを実行する論理ホストのホスト名 |
論理IPアドレス |
論理ホスト名に対応するIPアドレス |
共有フォルダ(共有ディレクトリ) |
論理ホストのJP1の実行環境ファイル一式を格納する共有ディスク上のフォルダ(ディレクトリ) |
クラスタ運用の前提条件とサポート範囲の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
確認ができたら,実行系サーバと待機系サーバのインストールとセットアップを始めます。
- 重要
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Windowsの場合は実行系サーバ・待機系サーバとも,同じ名称のドライブおよびフォルダにインストールしてください。また,共有ディスク上にはインストールしないでください。
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クラスタシステムでJP1/IM - EG for NNMiの設定をする場合は,物理ホストで動作しているJP1/IM - EG for NNMiを停止してください。物理ホストのJP1/IM - EG for NNMiが起動しているときにクラスタシステムの設定をすると,論理ホストのサービスが正常に動作しなくなります。その場合は,サーバを再起動して回復する必要があります。
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