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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager メッセージ


KNAN26350-W

The backup files for the monitored log files were not found. The log entries output to the backup files between the last collection time and the current collection time will not be output as JP1 events. (host name = 監視対象ホスト名, monitoring target = 監視名, log file name = 監視対象ログファイル名, last collection time = yyyy/MM/dd hh:mm:ss, current collection time = yyyy/MM/dd hh:mm:ss, user = ユーザー, command line executed = 実行したコマンドライン)

監視対象のログファイルの退避ファイルが見つかりません。前回収集日時から今回収集日時までに退避ファイルに出力されているログは,JP1イベントとして出力されません。(監視対象ホスト名: 監視対象ホスト名,監視名: 監視名,監視対象ログファイル名: 監視対象ログファイル名,前回収集日時: yyyy/MM/dd hh:mm:ss,今回収集日時: yyyy/MM/dd hh:mm:ss,ユーザー: ユーザー,実行したコマンドライン: 実行したコマンドライン)

リモート監視の監視対象ホストで退避ファイルが見つかりませんでした。

前回収集日時前後から今回収集日時前後までに退避ファイルに出力されているログは,JP1イベントとして出力されません。

メッセージに表示された実行したコマンドラインは,退避ファイルを検索する際に実行した次のOSコマンドが表示されます。また,OSコマンドはメッセージに表示されたユーザーで実行しました。

(S)

リモート監視を継続します。

(O)

監視対象ホストにログインしてメッセージの実行したコマンドラインに表示されたinodeを保持する退避ファイルがあるか確認してください。

退避ファイルがある場合は,前回収集日時前後から今回収集日時前後の間に出力されているログのデータを確認してください。

また,[リモート監視設定]画面または[システム共通設定]画面で設定した,ユーザーの権限が不足しているおそれがあります。設定したユーザーに対して退避ファイルの読み込み権限があることを確認してください。また,退避ファイルがあるディレクトリおよびその上位のすべてのディレクトリに,読み込み権限および書き込み権限があることを確認してください。権限がない場合は,権限を設定してください。

権限を設定後,メッセージに表示された実行したコマンドラインを実行して,退避ファイルが標準出力に表示されることを確認してください。

退避ファイルがない場合は,次の点を確認してください。

  • 退避ファイルが監視中に削除された可能性があります。

    退避ファイルは退避ファイルが作成されてから,次にログファイルがトラップされるまで削除しないでください。

  • 監視対象ログファイルの形式が,リモート監視ログファイルトラップ動作定義ファイルに指定したFILETYPE(SEQ2形式)の形式でないおそれがあります。

    SEQ2形式は監視対象ファイルをコピーして退避ファイルを作成する形式を監視できません。監視対象ログファイルの形式がSEQ2形式であることを確認してください。

    監視対象ログファイルの形式がSEQ2形式でない場合は,リモート監視ログファイルトラップ動作定義ファイルのFILETYPEを見直して,リモート監視を再起動してください。

    リモート監視ログファイルトラップで監視できるログファイルの形式の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の監視できるログ情報を説明している章を参照してください。