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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.41 [コマンド実行内容プレビュー]画面

[コマンド実行内容プレビュー]画面は,[コマンド実行]画面で指定したコマンドの実行内容のうち,変数を指定した個所をイベント情報に置き換えて表示します。コマンドの実行前に変数を指定した個所が正しく置き換わっているか,コマンドの実行内容に問題がないか確認できます。

図3‒78 [コマンド実行内容プレビュー]画面([コマンド実行]画面で[管理対象ホストのコマンド]を選択した場合)

[図データ]

図3‒79 [コマンド実行内容プレビュー]画面([コマンド実行]画面で[クライアントアプリケーション]を選択した場合)

[図データ]

[コマンド実行内容プレビュー]画面は,[コマンド実行]画面で次の条件を満たしている場合に,[コマンド実行]画面の[実行]ボタンまたは[コマンド]ボタンをクリックすると表示されます。

表示項目を次に示します。

[図データ][図データ]

表示されている実行内容で問題がないかをユーザーに確認するメッセージを表示します。指定された変数をすべてイベント情報に置き換えられた場合は,[図データ]が表示されます。イベント情報に置き換えられなかった変数や,置き換え後の文字列を切り捨てた場合は,[図データ]が表示されます。

[コマンド種別]

表示されているコマンドの種別を表示します。

管理対象ホストのコマンドの場合は「管理対象ホストのコマンド」,クライアントアプリケーションの場合は「クライアントアプリケーション」と表示します。

[実行ホスト名]

変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた実行ホスト名が表示されます。

この項目は,[コマンド種別]が「管理対象ホストのコマンド」の場合にだけ表示されます。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた実行ホスト名の文字列長が,[コマンド実行]画面で指定できる[実行ホスト名]の上限値を超えていると,上限値に収まるように実行ホスト名を切り捨てて表示します。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,切り捨てた実行ホスト名を表示した場合は,[切り捨て前の値で初期化]ボタンが表示されます。

この項目は,マネージャーホストの文字コードで20,480バイトまでの文字列を編集できます。指定できる値および上限値については,[コマンド実行]画面の[実行ホスト名]と同じです。詳細については,「3.40 [コマンド実行]画面」の「[実行ホスト名]」を参照してください。

なお,[コマンド実行内容プレビュー]画面では,イベント情報を引き継ぐ変数は指定できません。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に次の条件のどちらかが成立している場合,[図データ]を表示します。

  • イベント情報に置き換えられなかった変数が実行ホスト名にある。

  • [コマンド実行]画面で指定できる[実行ホスト名]の上限値に収まるように実行ホスト名を切り捨てている。

[切り捨て前の値で初期化]

このボタンは,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,実行ホスト名を切り捨てて[実行ホスト名]に表示した場合に表示されます。

このボタンをクリックすると,切り捨て前の実行ホスト名が[実行ホスト名]に表示されます。切り捨て前の実行ホスト名の文字列長が,20,480バイトを超えている場合は,20,480バイトに収まるように切り捨て前の実行ホスト名を切り捨てて,[実行ホスト名]に表示します。

また,KAVB1036-Wメッセージを表示します。

[デフォルト値で初期化]

このボタンをクリックすると,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,表示されていた実行ホスト名を[実行ホスト名]に表示します。

[実行コマンド]

変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた実行コマンドが表示されます。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた実行コマンドの文字列長が,[コマンド実行]画面で指定できる[実行コマンド]の上限値(4,096バイト)を超えていると,上限値に収まるように実行コマンドを切り捨てて表示します。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,切り捨てた実行コマンドを表示した場合は,[切り捨て前の値で初期化]ボタンが表示されます。

この項目は,20,480バイトまでの文字列を編集できます。指定できる値および上限値については,[コマンド実行]画面の[実行コマンド]と同じです。詳細については,「3.40 [コマンド実行]画面」の「[実行コマンド]」を参照してください。

なお,[コマンド実行内容プレビュー]画面では,イベント情報を引き継ぐ変数は指定できません。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に次の条件のどちらかが成立している場合,[図データ]を表示します。

  • イベント情報に置き換えられなかった変数が実行コマンドにある。

  • [コマンド実行]画面で指定できる[実行コマンド]の上限値に収まるように実行コマンドを切り捨てている。

注※

コマンド種別が,「管理対象ホストのコマンド」の場合はマネージャーホストの文字コード,「クライアントアプリケーション」の場合はビューアーホストの文字コードとなります。

[切り捨て前の値で初期化]

このボタンは,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,実行コマンドを切り捨てて[実行コマンド]に表示した場合に表示されます。

このボタンをクリックすると,切り捨て前の実行コマンドが[実行コマンド]に表示されます。切り捨て前の実行コマンドの文字列長が,20,480バイトを超えている場合は,20,480バイトに収まるように切り捨て前の実行コマンドを切り捨てて,[実行コマンド]に表示します。

また,KAVB1036-Wメッセージを表示します。

[デフォルト値で初期化]

このボタンをクリックすると,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に表示されていた実行コマンドを[実行コマンド]に表示します。

[環境変数ファイル]

変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた環境変数ファイル名が表示されます。

この項目は,[コマンド種別]が「管理対象ホストのコマンド」の場合にだけ表示されます。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,変数で指定した個所をイベント情報に置き換えた環境変数ファイル名の文字列長が,[コマンド実行]画面で指定できる[環境変数ファイル]の上限値(255バイト)を超えていると,上限値に収まるように環境変数ファイル名を切り捨てて表示します。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,切り捨てた環境変数ファイル名を表示した場合は,[切り捨て前の値で初期化]ボタンが表示されます。

この項目は,マネージャーホストの文字コードで20,480バイトまでの文字列を編集できます。指定できる値および上限値については,[コマンド実行]画面の[環境変数ファイル]と同じです。詳細については,「3.40 [コマンド実行]画面」の「[環境変数ファイル]」を参照してください。

なお,[コマンド実行内容プレビュー]画面では,イベント情報を引き継ぐ変数は指定できません。

[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に次の条件のどちらかが成立している場合,[図データ]を表示します。

  • イベント情報に置き換えられなかった変数が環境変数ファイル名にある。

  • [コマンド実行]画面で指定できる[環境変数ファイル]の上限値に収まるように環境変数ファイル名を切り捨てている。

[切り捨て前の値で初期化]

このボタンは,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に,実行コマンドを切り捨てて[環境変数ファイル]に表示した場合に表示されます。

このボタンをクリックすると,切り捨て前の環境変数ファイル名が[環境変数ファイル]に表示されます。切り捨て前の環境変数ファイル名の文字列長が,20,480バイトを超えている場合は,20,480バイトに収まるように切り捨て前の環境変数ファイル名を切り捨てて,[環境変数ファイル]に表示します。

また,KAVB1036-Wメッセージを表示します。

[デフォルト値で初期化]

このボタンをクリックすると,[コマンド実行内容プレビュー]画面の起動時に表示されていた環境変数ファイル名を[環境変数ファイル]に表示します。

[実行]

指定したコマンドを実行します。