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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.1 [イベントコンソール]画面の概要

JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)にログインすると,[イベントコンソール]画面が表示されます。

[イベントコンソール]画面は,JP1イベントを監視するための画面です。また,コマンド実行などの操作画面も[イベントコンソール]画面から呼び出すことができます。

[イベントコンソール]画面には,[イベント監視],[重要イベント],および[イベント検索]の3種類のページがあり,タブを選択することで表示を切り替えられます。[イベント監視]ページについては,「3.2 [イベント監視]ページ」,[重要イベント]ページについては,「3.3 [重要イベント]ページ」,[イベント検索]ページについては,「3.4 [イベント検索]ページ」を参照してください。

ここでは,[イベントコンソール]画面および各ページに共通する項目を説明します。

メモ

BJEXまたはJP1/AS連携用の機能を有効にした場合は,表示される項目が一部異なります。BJEXまたはJP1/AS連携用の機能を有効にした場合の画面については,「3.44.2 [イベントコンソール]画面」を参照してください。

[イベントコンソール]画面の表示例を次に示します。

なお,ログインしているJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)のバージョンによっては,非活性であったり,非表示であったりする画面,ボタンおよび項目があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録H 下位バージョンとの接続性」を参照してください。

図3‒1 [イベントコンソール]画面の表示例

[図データ]

表示項目を次に示します。

アラームランプ

[重要イベント]ページに,対処済でない重要イベントがあるかどうかを表します。

対処済でない重要イベントがあるときは赤で,ないときは青で表示されます。

[重要イベント]ページに表示されている重要イベントをすべて対処済にするか,削除した場合は,アラームランプが青に戻ります。

ツールバー

[イベントコンソール]画面でよく使う機能をボタンにしています。

[図データ] [イベント詳細表示]

[イベント詳細]画面を表示します。選択したJP1イベントの詳細な属性情報を表示します。

[図データ] [モニター起動]

選択したJP1イベントを通知したアプリケーションの画面を表示します。

[図データ] [コマンド実行]

コマンドを実行したいときに使用します。クリックすると,[コマンド実行]画面が表示されます。

[図データ] [最新情報に更新]

イベント一覧の表示を最新の情報に更新します。

[図データ] [自動アクション実行結果表示]

選択されているJP1イベントに自動アクションが設定されている場合,自動アクションの実行結果を[アクション結果]画面に表示します。

[図データ] [統合機能メニュー起動]

[統合機能メニュー]画面を表示します。

[図データ] [セントラルスコープ起動]

[監視ツリー]画面を表示します。

なお,jcoimdefコマンドの-sオプションの指定が「OFF」の場合,JP1/IM - Managerを起動したあと,接続中のJP1/IM - Viewを再起動すると,このボタンは非活性となります。jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。

[図データ] [ヘルプ]

オンラインマニュアルを表示します。

インストールした直後のJP1/IM - Viewの設定では,[ヘルプ]ボタンをクリックしてもマニュアルは表示されません。マニュアルを表示させるための設定の手順については,Windowsの場合,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「1.20 マニュアルの組み込み手順(Windowsの場合)」,UNIXの場合,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「2.18 マニュアルの組み込み手順(UNIXの場合)」を参照してください。

イベント一覧

イベント一覧には,そのイベントへの対処状況(対処済,未対処,処理中,保留)を示す対処状況マークが表示されます。対処状況ごとに次の対処状況マークが表示されます。

表3‒1 対処状況と対処状況マーク

対処状況

対処状況マーク

対処済

[図データ]

処理中

[図データ]

保留

[図データ]

未対処

(無印)

異なる対処状況

!

注※

繰り返しイベントの監視抑止機能または繰り返しイベントの集約表示機能を使用している場合で,異なる対処状況が設定されたJP1イベントが一つの集約イベントに混在して集約されている状態です。

繰り返しイベントの監視抑止機能を使用している場合,1件目(集約開始イベント)から100件目までの繰り返しイベントの対処状況が異なるときに「!」が表示されます。101件以上集約している場合,1件目から100件目までの繰り返しイベントと,101件目以降の繰り返しイベントの対処状況が異なっていても,「!」は表示されません。

各ページで設定できる対処状況の種類および他ページへの設定反映契機が異なります。各ページでの違いを次の表に示します。

表3‒2 対処状況の設定に関連する各ページでの違い

ページ名

対処状況の種類

1回に設定できるイベント数

他ページへの設定反映契機※1

[イベント監視]

対処済・処理中・保留・未対処

複数

自動更新

[重要イベント]

対処済・処理中・保留・未対処・削除※2

複数

自動更新

[イベント検索]

対処済・処理中・保留・未対処

複数

再検索実行後

注※1 各ページで対処状況が設定されると,[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページでは,対処状況の反映時期は自動更新によって画面更新されたとき([ユーザー環境設定]画面−[表示内容の自動更新]で[する]を選択している場合),メニューの[表示]−[最新情報に更新]を選択したとき,または[最新情報に更新]ボタンをクリックしたときとなります。[イベント検索]ページでは,最新情報を取得するために,再度検索を実行する必要があります。

なお,[関連イベント一覧]画面からも対処状況を設定できます。設定できる対処状況の種類および表示は,[関連イベント一覧]画面を呼び出したページと同様の内容となります。

注※2 [重要イベント]ページで「削除」を設定すると,そのJP1イベントは[重要イベント]ページ上で非表示となります。イベントDBおよび統合監視DBからは削除されていないため,[重要イベント]ページで削除したイベントがほかのページでは表示されることがあり,対処状況を設定できます。

削除したイベントを[重要イベント]ページに再度表示することはできません。

イベント一覧の[重大度]欄は,そのイベントの重大度(緊急,警戒,致命的,エラー,警告,通知,情報,デバッグ)を示します。この列には,そのイベントの重大度の種類を示す文字と,それに対応するマークが表示されます。

また,次に示すページのイベント一覧に表示されるイベントには,重大度の種類に対応する文字色および背景色を付けることができます。

  • [イベント監視]ページ

  • [重要イベント]ページ

  • [イベント検索]ページ

文字色および背景色を付けたい場合は[ユーザー環境設定]画面の[イベント表示項目]ページで設定を有効にします。

文字色および背景色はシステムカラー定義ファイル(systemColor.conf)で変更できます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「システムカラー定義ファイル(systemColor.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

重大度の種類に対応するマーク,文字色,および背景色を次に示します。

表3‒3 重大度の種類に対応するマーク,文字色,および背景色

重大度の種類

マーク

文字色

背景色

緊急

[図データ]

警戒

[図データ]

致命的

[図データ]

エラー

[図データ]

警告

[図データ]

通知

[図データ]

情報

[図データ]

デバッグ

[図データ]

注※ インストール時点での設定です。

表示項目の中の[登録ホスト名]は,[イベント詳細]画面では[発行元イベントサーバ名]と表示されます。

また,イベントのメッセージに改行コードが含まれている場合は,改行コードが無視された状態でイベント一覧に表示されます。

繰り返しイベントを集約して表示する場合

[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページでは,次のように集約して表示されます。

図3‒2 繰り返しイベントを集約して表示する例

[図データ]

繰り返しイベントを集約して表示すると,次の項目が表示されます。

[集約状態]

[集約状態]に繰り返し回数が表示されます。繰り返し回数とは,集約イベント数と繰り返しイベントの総数のことです。非集約イベントの場合は,何も表示されません。

  • 集約完了イベントの場合

    繰り返し回数が表示されます。繰り返しイベントの監視抑止を設定している場合,表示される繰り返し回数は,1〜1,000,000です。

    繰り返しイベントの集約表示を設定している場合,表示される繰り返し回数は,1〜100です。

    [図データ]

  • 集約中イベントの場合

    繰り返し回数および集約中であることを示す「+」が表示されます。

    繰り返し回数が1回(集約開始イベントだけ)の場合は「1+」,繰り返し回数が2回(集約開始イベントと繰り返しイベント1件)の場合は「2+」のように,「1+」〜「99+」の範囲で表示されます。なお,[重要イベント]ページでは,集約開始イベントが削除済み状態で,繰り返しイベントがない場合,「0+」と表示されます。

    [図データ]

[イベントコンソール]画面の[重要イベント]ページで,集約開始イベントを削除した場合,そのイベントは削除済み状態となり,繰り返し回数の右横に「削除」が表示されます。

[図データ]

また,集約開始イベントの重要イベントを解除した場合,そのイベントは重要イベント解除済み状態となり,繰り返し回数の右横に「解除」が表示されます。

[図データ]

そのあと,イベントの集約が完了して,削除済み,または重要イベント解除済み状態の非集約イベントになった場合,[イベントコンソール]画面の[重要イベント]ページに表示されなくなります。

対処状態表示

左端の列にJP1イベントへの対処状況を示す対処状況マークが表示されます。

対処状況マークの種類および内容は,[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページに表示される対処状況マークと同じです。

集約イベントと繰り返しイベントの対処状況が異なる場合,対処状況表示に「!」が表示されます。

[図データ]

[種別]

相関イベントを示すマークが表示されます。

表3‒4 種別

種別

説明

[図データ]

相関成立イベントであることを示す

[図データ]

相関不成立イベントであることを示す

繰り返しイベントの監視抑止でイベントを抑止している場合にイベントが大量発生したとき,[図データ]が表示されます。

なお,[種別]はデフォルトでは表示されません。[種別]を表示させるには[ユーザー環境設定]画面で設定してください。

[アクション]

自動アクションの抑止機能を使用している場合,[イベントコンソール]画面にアクション抑止の状態を示すマークが表示されます。

表3‒5 アクション抑止の状態

アクション抑止の状態

説明

[図データ]

抑止されなかったアクション

[図データ]

抑止されたアクション

[図データ]

一部抑止されたアクション

また,繰り返しイベントの監視抑止でアクションの実行を抑止している場合にイベントが大量発生したとき,[図データ]が表示されます。

共通除外条件によって,アクションの実行対象外になった場合,[図データ]が表示されます。

集約イベントと繰り返しイベントのアクション状況が異なる場合,アクション表示に「!」が表示されます。

[図データ]

[アクション種別]

アクション種別を示すマークが表示されます。

表3‒6 アクション種別

アクション種別

説明

[図データ]

コマンドを実行する

[図データ]

JP1/IM - Rule Operationへルール起動要求を通知する

なお,[アクション種別]はデフォルトでは表示されません。[アクション種別]を表示させるには[ユーザー環境設定]画面で設定してください。

[イベント監視]タブ

[イベント監視]タブを選択すると,[イベント監視]ページに切り替わります。

[イベントコンソール]画面を最初に表示したときに表示されます。受信したJP1イベントが表示されます。

繰り返しイベントの監視抑止でイベントを抑止している場合にイベントが大量発生したとき,タブにイベントが大量発生したことを表す[図データ]が表示されます。

[重要イベント]タブ

[重要イベント]タブを選択すると,重要イベントだけを表示する[重要イベント]ページに切り替わります。

繰り返しイベントの監視抑止でイベントを抑止している場合にイベントが大量発生したとき,タブにイベントが大量発生したことを表す[図データ]が表示されます。

[イベント検索]タブ

[イベント検索]タブを選択すると,JP1イベントの検索結果を表示する[イベント検索]ページに切り替わります。イベントを検索するには,[表示]−[イベント検索]を選択します。

統合監視DBを使用する場合

統合監視DBを使用し,重大度変更機能,メモ情報の設定機能,または表示メッセージ変更機能を使用する場合,次の項目が表示されます。

[重大度変更]

[ユーザー環境設定]画面で[重大度変更]の表示を設定すると,次のように[重大度変更]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[図データ]

[重大度(変更前)]

[ユーザー環境設定]画面で[重大度変更]の表示を設定すると,次のように[重大度(変更前)]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[図データ]

[メモ]

[ユーザー環境設定]画面で[メモ]の表示を設定すると,[メモ]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[メッセージ(変更後)]

[ユーザー環境設定]画面で[メッセージ(変更後)]の表示を設定すると,次のように[メッセージ(変更後)]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[図データ]

[表示メッセージ変更]

[ユーザー環境設定]画面で[表示メッセージ変更]の表示を設定すると,次のように[表示メッセージ変更]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[図データ]

[表示メッセージ変更定義名]

[ユーザー環境設定]画面で[表示メッセージ変更定義名]の表示を設定すると,次のように[表示メッセージ変更定義名]が表示されます。デフォルトでは表示されません。

[図データ]

次に,[イベントコンソール]画面のメニュー項目を説明します。

表3‒7 [イベントコンソール]画面のメニュー項目

メニュー

コマンド

機能

ファイル

表示イベントを保存

表示されているイベント一覧を,CSVファイルに保存します。

セントラルスコープ起動

[監視ツリー]画面を起動します。

[監視ツリー]画面の起動時,JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)にログイン中のユーザーでログインします。このとき,[ログイン]画面は表示されません。

同一プロセスで[監視ツリー]画面が表示中の場合は,[監視ツリー]画面が最前面に表示されます。

なお,jcoimdefコマンドの-sオプションの指定が「OFF」の場合,JP1/IM - Managerを起動したあと,接続中のJP1/IM - Viewを再起動すると,このメニューは非活性となります。jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。

閉じる

[ファイル]メニューの[セントラルスコープ起動],または[図データ]を使って[監視ツリー]画面を表示している場合は,次のように動作します。

  • [監視ツリー]画面が最前面に表示されます。

  • [イベントコンソール]画面が非表示になります。

  • [コマンド実行]画面,[アクション結果一覧]画面,[イベント詳細]画面,[関連イベント一覧]画面が表示されている場合は,それらの画面が閉じます。

  • [統合機能メニュー]画面が表示されている場合は,その画面は表示されたままになります。

  • プロファイルを保存します。

[ファイル]メニューの[セントラルスコープ起動],または[図データ]を使って[監視ツリー]画面を表示していない場合は,次のように動作します。

  • KAVB0122-Iのメッセージのダイアログボックスが表示され,[はい]ボタンをクリックすると,ログアウトします。

  • [コマンド実行]画面,[アクション結果一覧]画面,[イベント詳細]画面,[関連イベント一覧]画面が表示されている場合は,それらの画面が閉じます。

  • [統合機能メニュー]画面が表示されている場合,その画面は閉じます。

  • プロファイルを保存します。

終了(ログアウト)

接続中のJP1/IM - Managerからログアウトし,表示中の画面を終了します。次のように動作します。

  • KAVB0122-Iのメッセージのダイアログボックスが表示され,[はい]ボタンをクリックすると,ログアウトします。

  • 表示中の画面が閉じます。

編集

コピー

表示されているイベント一覧で選択した部分を,クリップボードにコピーします。

なお,このメニューはクリップボードにコピーする機能が無効な場合,表示されません※1

すべて選択

表示されているイベント一覧のすべての行を選択状態にします。

イベント詳細編集

[イベント詳細(編集)]画面を表示します。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

なお,このメニューはメモ情報の設定機能が無効な場合,表示されません。

表示

表示フィルター一覧

[表示フィルター一覧]画面を表示します。

このメニューは,[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページを表示しているときに使用できます。

表示フィルター編集

[表示フィルター設定]画面を表示します。

イベントの表示条件を定義できます。

このメニューは,[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページを表示しているときに使用できます。

表示フィルターの適用

表示フィルターの有効と無効を切り替えます。

このメニューは,[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページを表示しているときに使用できます。

指定期間のイベント表示

指定期間のイベント表示の適用と未適用を切り替えます。

イベント検索

[イベント検索]ページを表示します。

条件を指定してJP1イベントを検索できます。

次イベント検索

検索条件に一致するJP1イベントが多く,検索結果が1回で取得しきれなかった場合に,次の検索結果を表示します。

[イベント検索]ページのイベント一覧にイベントが1件も表示されていない場合,およびマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「3.2 JP1/IMが出力するJP1イベント」で示すJP1/IMが出力するJP1イベントが,イベント一覧の先頭または最後に表示されている場合は,このメニューを使用できません。

検索キャンセル

JP1イベントの検索をキャンセルします。

自動アクション結果一覧表示

[アクション結果一覧]画面を表示します。

ログインしているJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)で設定した自動アクションの実行結果の一覧が表示されます。

イベント詳細表示

[イベント詳細]画面を表示します。

選択したJP1イベントの詳細な属性情報が表示されます。

関連イベント一覧表示

[関連イベント一覧]画面を表示します。

なお,このメニューを選択できるのは次の場合だけです。

  • 集約イベントを選択している場合

    [イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページで,一つだけ選択した集約イベントの繰り返しイベント一覧が表示されます。

  • 相関イベントを選択している場合

    [イベント監視]ページ,[重要イベント]ページまたは[イベント検索]ページで,一つだけ選択した相関イベントの相関元イベント一覧が表示されます。

  • 集約されている相関イベントを選択している場合

    [イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページで,一つだけ選択した集約イベントの繰り返しイベント(相関イベント)一覧が表示されます。

    この場合,一覧表示された相関イベントを選択して,ポップアップメニューから相関元イベント一覧を表示できます。

モニター起動

選択したJP1イベントを通知したプログラムの情報を操作する画面を表示します。

自動アクション実行結果表示

[アクション結果]画面を表示します。

選択したJP1イベントに自動アクションが定義されている場合,自動アクションの実行結果が表示されます。

インシデント登録

JP1/Service Supportのインシデントを登録するための[登録先プロセスワークボード選択]画面を表示します。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。なお,このメニューは,JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)で設定をしていない場合,表示されません※2

また,このメニューは,次の条件の場合,非活性となります。

  • 各ページのイベント一覧に表示されているJP1イベントを選択していない。

  • JP1/IM - Viewで接続しているJP1/IM - Managerホスト外のホストに対しイベント検索を実行し,その結果として[イベント検索]ページに表示されたJP1イベントを選択したとき。

  • JP1_Console_User権限しか持たないJP1ユーザー,またはどの権限も持たないJP1ユーザーでJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)に接続しているとき。

コマンド実行(イベント情報引き継ぎ)

イベント一覧で選択したイベントを引き継ぐ設定で,[コマンド実行]画面を表示します。このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

性能表示

イベント一覧で選択したイベントの事象発生元ホストを対象として,事象が発生した時刻の性能を示すJP1/PFM - Web Consoleのレポート画面を起動します。

このメニューは,事象発生元ホストの性能レポート表示機能が無効な場合,表示されません※3

また,次の場合,このメニューは非活性となります。

  • [イベントコンソール]画面でJP1イベントを選択していない場合

  • [イベントコンソール]画面で複数のJP1イベントを選択している場合

  • ダミーイベントを選択している場合

[図データ]対処済

選択したイベントの対処状況を「対処済」に変更します。

このメニューを実行すると,選択したイベントの先頭の列に[図データ]が表示されます。

このメニューは,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,および[イベント検索]ページを表示しているときに使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

未対処

選択したイベントの対処状況を「未対処」に変更します。

このメニューは,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,および[イベント検索]ページを表示しているときに使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

[図データ]処理中

選択したイベントの対処状況を「処理中」に変更します。

このメニューを実行すると,選択したイベントの先頭の列に[図データ]が表示されます。

このメニューは,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,および[イベント検索]ページを表示しているときに使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

[図データ]保留

選択したイベントの対処状況を「保留」に変更します。

このメニューを実行すると,選択したイベントの先頭の列に[図データ]が表示されます。

このメニューは,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,および[イベント検索]ページを表示しているときに使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

削除

[重要イベント]ページで選択した重要イベントを画面から削除します。重要イベントの対処状況にかかわらず,削除できます。

このメニューによる削除は,画面上からの削除で,イベントDBおよび統合監視DBからは削除されません。

削除したイベントを[重要イベント]ページに再度表示することはできません。

このメニューは,[重要イベント]ページを表示しているときだけ使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

重要イベント解除

[重要イベント]ページに表示されているJP1イベントを重要イベントではないイベントに変更します。

なお,統合監視DBが無効な場合,このメニューは表示されません。

重要イベントを解除した場合,そのイベントは解除済み状態となります。解除した重要イベントは,重要イベントではなくなるため,[重要イベント]ページに表示されなくなります。一度解除した重要イベントは元に戻すことはできません。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限を持つユーザーだけが使用できます。

共通除外条件で除外

選択しているイベントを共通除外条件(拡張)に設定する[共通除外条件設定(拡張)]画面を表示します。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

繰り返しイベント条件で抑止

[繰り返しイベント条件設定]画面を表示します。

[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,または[イベント検索]ページのイベント一覧でJP1イベントを1件選択したあと,このメニューを選択すると,選択したJP1イベントの条件が[繰り返しイベント条件設定]画面に入力された状態で表示できます。

このメニューは,繰り返しイベントの監視抑止が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

重大度変更定義を設定

[追加重大度変更定義設定]画面を表示します。

[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,または[イベント検索]ページのイベント一覧でJP1イベントを1件選択したあと,このメニューを選択すると,選択したJP1イベントの条件が[追加重大度変更定義設定]画面に入力された状態で表示できます。

このメニューは,重大度変更定義が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

表示メッセージ変更定義を設定

[追加表示メッセージ変更定義設定]画面を表示します。

[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,または[イベント検索]ページのイベント一覧でイベントを1件選択したあと,このメニューを選択すると,選択したJP1イベントの条件が[追加表示メッセージ変更定義設定]画面に入力された状態で表示できます。

このメニューは,表示メッセージ変更定義が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

このメニューは,10-50以前からバージョンアップインストール後にjimdbupdateコマンドでIMデータベースを更新していない場合,使用できません。

自動スクロール

[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページのイベント一覧を自動的にスクロールさせるかどうかを切り替えます。

自動スクロールをする設定のときは,新しいJP1イベントを受信すると,自動的にイベント一覧の最終行にスクロールします。

最新情報に更新

[イベントコンソール]画面の表示内容が最新の情報に更新されます。

オプション

システム環境設定

[システム環境設定]画面を表示します。

システム環境を設定できます。

イベント取得時のフィルター条件やバッファーサイズなど,JP1/IMの基本動作の設定を変更できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

ユーザー環境設定

[ユーザー環境設定]画面を表示します。

ユーザー環境を設定できます。イベント監視時の自動更新の設定,およびイベント一覧に表示する項目の設定を変更できます。

ユーザーフィルター設定

[ユーザーフィルター設定]画面を表示します。

ユーザーフィルターを設定できます。

このメニューはJP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

重要イベント定義

[重要イベント定義]画面を表示します。

重要イベントとして扱うJP1イベントの条件を定義できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

イベント情報マッピング定義

[イベント情報マッピング定義]画面を表示します。

イベント一覧の表示項目と固有の拡張属性とをマッピング定義できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

自動アクション設定

[アクション設定]画面を表示します。

自動アクションを設定できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーだけが使用できます。

繰り返しイベント条件設定

[繰り返しイベント条件一覧]画面を表示します。

このメニューは,繰り返しイベントの監視抑止が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

重大度変更定義

[重大度変更定義一覧]画面を表示します。

このメニューは,重大度変更定義が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

表示メッセージ変更定義

[表示メッセージ変更定義一覧]画面を表示します。

このメニューは,表示メッセージ変更定義が有効な場合に使用できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限※4を持つユーザーが使用できます。

このメニューは,10-50以前からバージョンアップインストール後にjimdbupdateコマンドでIMデータベースを更新していない場合,使用できません。

機能状態通知復帰

自動アクションの遅延監視中,状態監視中および滞留状態の監視中に発生した通知抑止状態を解除します。

通知抑止状態を解除する項目を,[アクション遅延監視],[アクション状態監視]または[滞留状態監視]から選択してください。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

なお,次の場合は非活性です。

  • 通知対象の機能ではない場合

  • 通知機能を一度も実施していない場合

コマンド実行

[コマンド実行]画面を表示します。

監視対象ホストでコマンドを実行できます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。

統合機能メニュー起動

[統合機能メニュー]画面を表示します。

ヘルプ

目次

ヘルプの目次を表示します。

バージョン情報

JP1/IM - Viewのバージョン情報を表示します。

注※1 このメニューは,IM-View設定ファイル(tuning.conf)でクリップボードにコピーする機能を有効にした場合に表示されます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「IM-View設定ファイル(tuning.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

注※2 このメニューは,次の設定をしている場合に表示されます。

JP1/Service Supportの画面呼び出し設定手順

参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager」の「10.1.1 JP1/Service Support画面呼び出し設定」

注※3 このメニューは,事象発生元ホストの性能レポート表示機能が有効の場合にだけ表示されます。事象発生元ホストの性能レポート表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「9.8 JP1/PFMとの連携」を参照してください。

注※4 業務グループの参照・操作制限を設定している場合,JP1資源グループとJP1権限レベルの組み合わせによっては操作できないことがあります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.1.4(2) JP1ユーザーに対するJP1資源グループとJP1権限レベルの割り当て」を参照してください。