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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス


3.44.2 [イベントコンソール]画面

応答待ちイベントは,[イベントコンソール]画面の次に示すページに表示されます。[応答待ちイベント]ページは,応答待ちイベント管理機能の設定が有効で,[ユーザー環境設定]画面で[応答待ちイベント]が有効な場合だけ表示されます。

なお,業務グループの参照・操作制限が有効になっている場合,これらの画面には,担当する業務グループ内で発生したJP1イベントだけが表示されます。業務グループの参照・操作制限については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み」を参照してください。

JP1イベントの種別を示すカラムには,応答待ちイベントを示すマーク[図データ]が表示されます。

応答待ちイベント管理機能,および応答待ちイベントの応答・操作を有効にした場合に,[イベントコンソール]画面に追加されるメニュー項目を次の表に示します。

表3‒25 [イベントコンソール]画面の追加メニュー項目

メニュー

コマンド

機能

表示

応答入力

選択している応答待ちイベントの[応答入力]画面を表示します。

このメニューは,JP1_Console_Operator権限以上のユーザーが実行できます。

なお,このメニューを選択できるのは次の場合だけです。

  • 選択しているタブが[応答待ちイベント]ページ,[イベント検索]ページである。

    [イベント検索]ページの場合,検索先がログインしているマネージャーである。

  • 単一選択である。

  • 選択しているJP1イベントが応答待ちイベントである。

滞留解除

選択している応答待ちイベントの滞留を解除します。

このメニューは,JP1_Console_Operator権限以上のユーザーが実行できます。

なお,このメニューを選択できるのは次の場合だけです。

  • 選択しているタブが[応答待ちイベント]ページである。

オプション

機能状態通知復帰

滞留状態監視

応答待ちイベントの滞留状態の監視を復帰させます。

このメニューは,JP1_Console_Admin権限を持つユーザーが実行できます。

なお,次の場合は非活性です。

  • 滞留数が2,000件を超えていない場合。

〈この項の構成〉

(1) [応答待ちイベント]ページ

[応答待ちイベント]ページには,応答していない応答待ちイベントの一覧が表示されます。

図3‒83 [イベントコンソール]画面の[応答待ちイベント]ページ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[滞留状態]

応答待ちイベントの滞留状態を表示する領域です。応答待ちイベントの滞留数が2,000件以内の場合は,何も表示されません。滞留数が2,000件を超えると,滞留数が上限を超えたことを通知するKAVB0551-Eメッセージが表示されます。メッセージは,滞留状態の監視を復帰するまで表示され続けます。

イベント一覧

次の条件を満たす応答待ちイベントが表示されます。

  • JP1/IM - Managerで滞留している(応答していない)応答待ちイベント

  • イベント取得フィルターを通過した応答待ちイベント

  • ログインしているJP1ユーザーに対応するユーザーフィルターを通過した応答待ちイベント

応答待ちイベントの対処状況を変更,または滞留を解除する場合,一度に操作できるイベント件数は,最大2,000件です。

タブランプ

[応答待ちイベント]ページに応答待ちイベントがある場合に緑色に点灯します。[応答待ちイベント]ページに応答待ちイベントがない場合はグレーで表示されます。