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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド


10.3.5 BJEXまたはJP1/ASの設定

BJEXまたはJP1/ASで必要な設定について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 連携するJP1/IM - Managerの指定

BJEXまたはJP1/ASが連携できるJP1/IM - Managerは1ホストであり,連携するJP1/IM - Managerを指定する必要があります。BJEXが連携するJP1/IM - Managerを指定するためには,BJEXの設定ファイル(bjex.conf)に,連携するJP1/IM - Managerのホスト名を指定します。JP1/ASが連携するJP1/IM - Managerを指定するためには,JP1/ASの環境ファイルに,連携するJP1/IM - Managerのホスト名を指定します。

BJEXの設定ファイル(bjex.conf)の詳細については,マニュアル「uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引」を参照してください。JP1/ASの環境ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Advanced Shell」を参照してください。

(2) 応答待ちイベントの発行数の設定

BJEXまたはJP1/ASが発行する応答待ちイベントの発行数の上限を設定できます。滞留できる応答待ちイベントには2,000件の上限があるため,次の計算式の値が2,000以下になるように,応答待ちイベント数を見積もってください。

応答待ちイベントを出力する全ホストのUSERREPLY_WAIT_MAXCOUNTパラメーター値の総和+他製品の最大応答待ちイベント出力数の総和

BJEXの応答待ちイベントの発行数の上限数は,BJEXの設定ファイル(bjex.conf)で設定します。JP1/ASの応答待ちイベントの発行数の上限数は,JP1/ASの環境ファイルで設定します。BJEXの応答待ちイベントの発行数の設定の詳細については,マニュアル「uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引」を参照してください。JP1/ASの応答待ちイベントの発行数の設定の詳細については,マニュアル「JP1/Advanced Shell」を参照してください。