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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


9.4.5 通信暗号化機能が正しく設定できているか確認する

通信暗号化機能が有効になっていること,または無効になっていることは次の手順で確認してください。なお,マネージャーホストが複数ある場合はそれぞれで実施してください。

  1. マネージャーホストの統合トレースログを確認する。

    • 通信暗号化機能が有効になっていることを確認する場合は,統合トレースログに「KAVB8810-I」のメッセージが出力されていることを確認してください。

    • 通信暗号化機能が無効になっていることを確認する場合は,統合トレースログに「KAVB8811-I」のメッセージが出力されていることを確認してください。

  2. WWWブラウザーからJP1/IM - Managerに接続できることを確認する。

    インテリジェント統合管理基盤を使用する場合は,インテリジェント統合管理基盤にログインできることを確認してください。

    ログインする手順はマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「4. JP1/IM - Managerへのログインとログアウト」を参照してください。

  3. JP1/IM - ViewからJP1/IM - Managerに接続できることを確認する。

    セントラルコンソールにログインできることを確認してください。

    セントラルスコープを使用する場合は,セントラルスコープにログインできることを確認してください。

    IM構成管理を使用する場合は,IM構成管理にログインできることを確認してください。

    ログインする手順はマニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「4. JP1/IM - Managerへのログインとログアウト」を参照してください。

  4. コマンド実行および自動アクションによるコマンド実行ができることを確認する。

    マネージャーホストに対してJP1/IM - Viewの[コマンド実行]画面からコマンドを実行し,[実行結果]に実行終了を通知するメッセージ「KAVB2013-I」が表示されることを確認してください。

    マネージャーホストに対して自動アクションよるコマンド実行をし,JP1/IM - Viewの[アクション結果]画面,または[アクション結果一覧]画面で,実行したアクションの状態が終了であることを確認してください。

    コマンド実行の手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「8.1 コマンドを実行する」を参照してください。

    自動アクションによるコマンド実行をする手順については,「5.5 自動アクションの設定」を参照してください。

  5. IM構成同期ができることを確認する。

    IM構成管理を使用して拠点マネージャーを管理する場合は,[IM構成管理]画面からIM構成同期を実行し,リモート監視構成の情報を収集できることを確認してください。

    IM構成同期を実行する手順については「3.2.5 システムの階層構成の同期を取る」を参照してください。