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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


9.2.3 構成例3(クラスタ運用,JP1/IM - View接続)

マネージャーが互いにルーティングできない二つのLANに接続され,クラスタ運用されているとき,それぞれのLANからJP1/IM - Viewを接続する場合の例を次に示します。

図9‒3 複数LAN環境でのJP1/IM - View接続(クラスタ運用)

[図データ]

この場合の各ホストの設定を次の表に示します。

表9‒5 HostX,HostY,HostLの設定(JP1/IM - Manager)

ホスト名

バインド方式

jp1host設定

HostX(物理ホスト)

送信ANY,受信IP

10.1.1.2,20.1.1.2

HostY(物理ホスト)

送信ANY,受信IP

10.1.1.3,20.1.1.3

HostL(論理ホスト)

送信ANY,受信IP

10.1.1.11,20.1.1.11

なお,JP1/Baseの通信設定が必要になります。設定の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のネットワーク構成に応じたJP1/Baseの通信設定の章を参照してください。

表9‒6 HostAの設定(JP1/IM - View)

ホスト名

接続

ホスト

その他条件

図中の丸付き

数字との対応

HostA

HostX

ホスト名HostX→10.1.1.2の変換ができること

1

HostY

ホスト名HostY→10.1.1.3の変換ができること

2

HostL

ホスト名HostL→10.1.1.11の変換ができること

3

HostB

HostX

ホスト名HostX→20.1.1.1の変換ができること

4

HostY

ホスト名HostY→20.1.1.2の変換ができること

5

HostL

ホスト名HostL→20.1.1.11の変換ができること

6