8.3.5 新規インストール時の論理ホスト環境(待機系)のセットアップ(UNIXの場合)
- 〈この項の構成〉
(1) セットアップの前準備
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JP1/IMとJP1/Baseのサービスが停止していることを確認する。
物理ホストおよびすべての論理ホストの,JP1/IMとJP1/Baseのプロセスが停止していることを確認してください。JP1/IM - MOを使用している場合は,接続元のJP1/IM - MOのJP1/IM - Message Optimizerサービスも停止してください。
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実行系サーバでIMデータベースをセットアップした場合は,実行系サーバで使用したクラスタセットアップ情報ファイルを待機系サーバにコピーする(実行系サーバでIMデータベースをセットアップしていない場合は不要)。
コピーしたファイルは,/etc/opt/jp1imm/conf/imdb/setup/に格納してください。
なお,待機系サーバでは,共有ディスクが使用可能である必要はありません。
(2) JP1/Baseのセットアップ
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JP1/Baseの論理ホスト(待機系)をセットアップする。
手順の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
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JP1/Baseのコマンド実行環境を設定する。
jcocmddefコマンドを実行して,JP1/Baseのコマンド実行環境を設定します。jcocmddefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
(3) JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の設定
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JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の論理ホストのセットアップコマンドを実行する。
/opt/jp1cons/bin/jp1cc_setup_cluster -h 論理ホスト名
引数により,論理ホスト名を指定します。
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論理ホスト名(-hオプション)
実行系サーバでセットアップした論理ホスト名を指定します。
なお,コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jp1cc_setup_cluster(UNIX限定)」(1. コマンド)を参照してください。
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(4) JP1/IM - Manager(統合監視DB)の設定(任意)
JP1/IM - Manager(統合監視DB)を使用する場合に設定します。統合監視DBを使用してJP1イベントを管理するためには,統合監視DBを構築する必要があります。
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クラスタセットアップ情報ファイルを編集する。
統合監視DBを構築するために必要なデータベース領域のサイズやデータベース格納ディレクトリの情報を記述したクラスタセットアップ情報ファイルを準備します。「8.3.5(1) セットアップの前準備」で実行系のホストからコピーしたクラスタセットアップ情報ファイルの内容を確認してください。クラスタセットアップ情報ファイルは,実行系で指定した設定内容と同一である必要があります。
クラスタセットアップ情報ファイルの設定内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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jcodbsetupコマンドを実行し,統合監視DBを作成する。
jcodbsetup -f クラスタセットアップ情報ファイル名 -h 論理ホスト名 -c standby [-q]
引数により,クラスタセットアップ情報ファイル名,論理ホスト名,セットアップ種別を指定します。
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クラスタセットアップ情報ファイル名(-fオプション)
手順1で作成したクラスタセットアップ情報ファイル名を指定します。
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論理ホスト名(-hオプション)
実行系サーバでセットアップした論理ホスト名を指定します。
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セットアップ種別(-cオプション)
待機系ホストのセットアップ種別(standby)を指定します。
jcodbsetupコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcodbsetup」(1. コマンド)を参照してください。
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(5) JP1/IM - Manager(IM構成管理DB)の設定(任意)
JP1/IM - Manager(IM構成管理DB)を使用する場合に設定します。IM構成管理DBを使用してシステムの階層構成(IM構成)を管理するためには,IMデータベースを構築する必要があります。
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クラスタセットアップ情報ファイルを編集する。
IM構成管理DBを構築するために必要なデータベース領域のサイズやデータベース格納ディレクトリの情報を記述したクラスタセットアップ情報ファイルを準備します。「8.3.5(1) セットアップの前準備」で実行系のホストからコピーしたクラスタセットアップ情報ファイルの内容を確認してください。クラスタセットアップ情報ファイルは,実行系で指定した設定内容と同一である必要があります。
クラスタセットアップ情報ファイルの設定内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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jcfdbsetupコマンドを実行して,IM構成管理DBを作成する。
jcfdbsetup -f クラスタセットアップ情報ファイル名 -h 論理ホスト名 -c standby [-q]
引数により,クラスタセットアップ情報ファイル名,論理ホスト名,セットアップ種別を指定します。
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クラスタセットアップ情報ファイル名(-fオプション)
手順1で作成したクラスタセットアップ情報ファイル名を指定します。
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論理ホスト名(-hオプション)
実行系サーバでセットアップした論理ホスト名を指定します。
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セットアップ種別(-cオプション)
待機系ホストのセットアップ種別(standby)を指定します。
jcfdbsetupコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcfdbsetup」(1. コマンド)を参照してください。
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(6) JP1/IM - Manager(IM構成管理)の設定(任意)
JP1/IM - Manager(IM構成管理)を使用する場合に設定します。
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JP1/IM - Manager(IM構成管理)の論理ホストのセットアップコマンドを実行する。
/opt/jp1imm/bin/imcf/jp1cf_setup_cluster -h 論理ホスト名
引数により,論理ホスト名を指定します。
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論理ホスト名(-hオプション)
JP1/Baseで設定した論理ホスト名を指定します。
なお,コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jp1cf_setup_cluster(UNIX限定)」(1. コマンド)を参照してください。
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(7) JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の設定(任意)
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)を使用する場合に設定します。
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JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホストのセットアップコマンドを実行する。
/opt/jp1scope/bin/jp1cs_setup_cluster -h 論理ホスト名
引数により,論理ホスト名を指定します。
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論理ホスト名(-hオプション)
実行系サーバでセットアップした論理ホスト名を指定します。
なお,コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jp1cs_setup_cluster(UNIX限定)」(1. コマンド)を参照してください。
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