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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


6.8.1 JP1/AJSとの連携でのセットアップ

〈この項の構成〉

(1) システム監視オブジェクトで監視するためのセットアップ

JP1/AJSのシステム監視オブジェクトを使用するためには,JP1/AJSがJP1イベントを発行するようにセットアップする必要があります。

連携のセットアップについては,次のマニュアルを参照してください。

(2) 監視ツリーを自動生成するためのセットアップ

JP1/AJSは,監視ツリーの自動生成に対応しています。自動生成の連携を有効にするには,連携用プログラムをセットアップします。

連携のセットアップについては,次のマニュアルもあわせて参照してください。

(a) JP1/AJS - Managerのホストの場合

  1. JP1/AJSの連携用プログラムをセットアップする。

    監視ツリーの自動生成をするときに,JP1/AJSから定義情報を収集できるようするため,次のコマンドを実行します。

     ajs_adapter_setup -i (自動生成の連携を有効にする場合)

    上記のセットアップをしていない場合は,監視ツリーの自動生成をしてもJP1/AJSの監視オブジェクトは生成されません。

    また,次のコマンドを実行すると連携を解除することができます。

     ajs_adapter_setup -u (自動生成の連携を解除する場合)

(b) JP1/AJS - Agentのホストの場合

JP1/AJS - Agentのホストでは,連携用プログラムのセットアップは不要です。JP1/AJS - Managerでセットアップをしておけば,セントラルスコープで監視ツリーの自動生成をしたときに収集するジョブネットの定義により,ジョブ実行ホストを抽出して自動的に監視ツリーにします。