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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


5.1 JP1/IMのイベント取得時の動作設定

JP1/IM - Managerがイベントサービスに登録されたJP1イベントを取得するときのイベント取得フィルターの条件や,マネージャーのメモリー上にJP1イベントをバッファリングするバッファーサイズ,ログイン時に統合監視DBから取得するイベントの範囲などを設定します。

通常は,デフォルトの設定で運用できますが,必要に応じて設定をカスタマイズしてください。設定する項目を次に示します。

設定は,JP1/IM - Viewの[システム環境設定]画面を使用します。なお,ここで設定した内容はマネージャーのJP1/IM - Managerに保存されます。このため,同じJP1/IM - Managerに接続しているすべてのJP1/IM - Viewで見え方が同じになります。

イベント取得時の動作を設定する手順を次に示します。

  1. [システム環境設定]画面を起動する。

    [イベントコンソール]画面で[オプション]−[システム環境設定]を選択します。

  2. パラメーターを調整する。

    必要に応じて,イベントバッファーの件数やイベントサービスとの接続リトライ数などのパラメーターを調整してください。

[システム環境設定]画面については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.11 [システム環境設定]画面」を参照してください。

重要

システムプロファイル(.system)にも上記の設定についての定義内容が記述されていますが,直接編集することは推奨しません。設定を誤るとJP1/IM - Managerの動作が不正になることがあります。

〈この節の構成〉