4.14 IM管理ノードリンク定義ファイルの移行手順
JP1/IMとJP1/AJSをバージョン12-50以降にアップデートする際に,[連携ユニット]ダイアログの[連携予定日時]に表示される情報を,ルートジョブネットの関連付けで自動的に関連付けした場合の情報に統一したいときの手順について説明します。移行手順の対象となるのは,IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)で,待ち合わせ条件やジョブネットコネクタを定義している環境の場合だけです。
IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・API リファレンス」の「IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。[連携ユニット]ダイアログについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.7.2 業務インパクトの判断支援」を参照してください。
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IM管理ノードリンク定義ファイル(imdd_nodeLink_def.conf)が存在するか確認する。
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IM管理ノードリンク定義ファイルの「type」(処理対象種別)に「rootJobnetExecutionOrder」(ルートジョブネット実行順序の関連)を指定しているか確認する。
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「rootJobnetExecutionOrder」の定義内容が,次に示す項目と一致しているか確認する。
該当しない場合は,手順4.以降は不要です。
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次の待ち合わせ条件を使用したユニットの関連を定義している。
from:待ち合わせ対象ユニット
to:待ち合わせ条件付きユニット
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次のジョブネットコネクタを使用した関連を定義している。
from:接続先ルートジョブネット,またはジョブネットコネクタ
to:ジョブネットコネクタ,または接続先ルートジョブネット
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IM管理ノードリンク定義ファイルから設定内容を削除する。
手順3.で該当した定義を削除します。
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jddcreatetreeコマンドを実行する。
jddcreatetreeコマンドを実行し,構成情報を取得します。jddcreatetreeコマンドについては,「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jddcreatetree」(1. コマンド)を参照してください。
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jddupdatetreeコマンドを実行する。
jddupdatetreeコマンドを実行し,IM管理ノードのツリー情報とリンク情報を作成します。jddupdatetreeコマンドについては,「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jddupdatetree」(1. コマンド)を参照してください。