4.12.3 OpenID認証ダイレクトアクセスURL
OpenID認証ダイレクトアクセスURLは,ダイレクトアクセスURL機能をOpenID認証でのシングルサインオンで利用できるようにする機能です。ダイレクトアクセスURLのクエリパラメーターと同時に指定できます。
クエリパラメーターに指定するパラメーターを次に示します。なお,各パラメーターにはURLエンコードした値を指定してください。
項番 |
クエリパラメーター |
指定規則 |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
op |
任意 |
OpenIDプロバイダ名を指定します。OpenIDプロバイダ名には,インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)で定義した<OpenIDプロバイダのキー名>と同じ値を指定する必要があります。 このパラメーターを指定した場合,インテリジェント統合管理基盤のログイン画面を経由しないで,指定されたOpenIDプロバイダの認証URLに認証リクエストを実行します。 存在しないOpenIDプロバイダのキー名を指定した場合は,OPパラメーターが指定されていないものと仮定して動作します。 |
opパラメーターの指定有無と,インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)のjp1.imdd.jp1LoginFormパラメーター,およびOpenIDプロバイダ定義機能に定義したOpenIDプロバイダ定義数によるOpenID認証ダイレクトアクセスURL機能の動作を次の表に示します。
opパラメーター |
OP定義数 |
jp1.imdd.jp1LoginFormの指定値 |
|
---|---|---|---|
true |
false |
||
指定なし |
なし |
ログイン画面を表示 |
ログイン画面を表示 (JP1/Base認証ログインフォームが表示されます) |
1 |
OpenIDプロバイダの認証URLに認証リクエストを送信 |
||
2以上 |
ログイン画面を表示 |
||
指定あり |
なし |
ログイン画面を表示 (opパラメーターの指定は無視されます) |
|
1 |
OpenIDプロバイダの認証URLに認証リクエストを送信 |
||
2以上 |
なお,jp1.imdd.jp1LoginFormパラメーターにfalseを指定し,かつOpenIDプロバイダの定義が一つだけの場合は,opパラメーターを省略したときでも,定義したOpenIDプロバイダに直接認証します。
- 重要
-
[統合オペレーション・ビューアー]画面の[操作メニュー]−[ツリーのURLをコピー]で取得したURLには,opパラメーターは付与されません。
次の条件の場合のダイレクトアクセスURLの指定例を示します。
-
システム「SYSTEM01」の所属ホスト「HOSTB」のノードを選択している状態の[統合オペレーション・ビューアー]画面を表示する
-
okta認証
-
表示形式:サンバースト
http://インテリジェント統合管理サーバのホスト名:ポート番号/index?op=okta&sid=%5FROOT%5FAllSystems%2F%5FSYSTEM%5FSYSTEM01%2F%5FHOST%5FHOSTB&view=sunburst&eou=1