4.6 繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定
JP1/IM - Manager（インテリジェント統合管理基盤）のバージョン12-00では，jcoimdefコマンドの繰り返しイベントの監視抑止設定（-stormオプション）の設定がONの場合でも，繰り返しイベントの表示が抑止されません。このため，JP1/IM - Manager（インテリジェント統合管理基盤）のバージョン12-00からバージョンアップした場合，繰り返しイベントの表示抑止機能を使用にするには，繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定を無効（false）にする必要があります。
なお，バージョン12-10以降を新規インストールした場合，繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定はあらかじめ無効（false）に設定されています。
繰り返しイベントの互換表示の設定は，インテリジェント統合管理基盤定義ファイル（imdd.properties）のjp1.imdd.event.stormCompatibleプロパティで設定します。
インテリジェント統合管理基盤の繰り返しイベントの表示抑止機能が有効となる条件を，次の表に示します。
|
-stormの設定値 |
jp1.imdd.event.stormCompatibleの設定値 |
繰り返しイベントの表示抑止機能 |
|---|---|---|
|
on（有効） |
true（バージョン12-00互換設定） |
無効 |
|
false（無効） |
有効 |
|
|
off（無効） |
true（バージョン12-00互換設定） |
無効 |
|
false（無効） |
無効 |
jcoimdefコマンドの詳細については，マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoimdef」（1. コマンド）を参照してください。
インテリジェント統合管理基盤定義ファイルの詳細については，マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「インテリジェント統合管理基盤定義ファイル（imdd.properties）」（2. 定義ファイル）を参照してください。