13.3.2 インテリジェント統合管理基盤でシステムの一元監視をする場合のシステム構成
インテリジェント統合管理基盤で複数のシステムと連携すると,システム間の関係性やシステム内のデータの関連を一目で把握できるため,システム管理者の負担を軽減することができます。例えば,障害が発生した場合でも,インフラ管理者や業務管理者,担当者の報告を待つことなく,システムの状態をかんたんに把握できます。
インテリジェント統合管理基盤の構成例を次に示します。インテリジェント統合管理サーバがデータ(業務情報や稼働情報)を収集するためには,収集元管理サーバに,管理ツールおよびJP1/Baseが必要です。また,収集元の管理サーバは,JP1/IMで管理するシステムの階層構造(IM構成)に登録する必要があります。
インテリジェント統合管理基盤の構成を次の図に示します。
各ホストで必要な製品を次に示します。
- 統合マネージャー(最上位のマネージャー)
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JP1/IM - Manager
インテリジェント統合管理基盤を稼働させています。
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JP1/Base
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- 管理サーバ
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JP1/Base
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- WWWブラウザー
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統合オペレーション・ビューアー
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この例では,管理対象システムのジョブやインフラなどの状況を管理サーバがアダプタコマンドで取得し,そのデータをインテリジェント統合管理基盤が解析し,統合オペレーション・ビューアーに表示しています。