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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


7.6.6 1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限

リモート監視では,1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限は10MBです。

図7‒48 1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限

[図データ]

1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限が10MBを超えている場合は,JP1/IM - Manager が稼働するマシンの負荷が高くなり,ログファイルやWindowsイベントログがトラップされないことがあります。

1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限は,ログの取得上限と監視対象ホスト数,ログファイル監視数,およびイベントログ監視数によって決まります。ログの取得上限については,「7.6.3 監視できるログ情報」を参照してください。

1台のJP1/IM - Managerで収集できるログの取得上限の計算式を次に示します。

a×b+c×d+e×f(バイト)

(凡例)

a:リモート監視イベントログトラップのログの取得上限

b:稼働するリモート監視イベントログトラップの合計

c:リモート監視ログファイルトラップで監視対象がUNIXの場合のログの取得上限

d:稼働するリモート監視ログファイルトラップ(監視対象ホストがUNIX)のログファイル監視の合計

e:リモート監視ログファイルトラップで監視対象ホストがWindowsの場合のログの取得上限

f:稼働するリモート監視ログファイルトラップ(監視対象ホストがWindows)のログファイル監視の合計