3.1.1　インテリジェント統合管理基盤による監視

インテリジェント統合管理基盤は，システム構成情報とJP1イベントの情報を評価し，システムの状況を管理します。システムの状況は，統合オペレーション・ビューアーに表示します。

図3‒1　インテリジェント統合管理基盤による監視の概要

統合オペレーション・ビューアーは，システムの稼働状況およびその詳細を表示するWWWブラウザーです。

システムがどのような状態かを，構成要素ごとに表示される色で判断できます。例えば，構成要素が「赤色」の場合は「緊急/警戒/致命的」，「緑色」の場合は「異常なし/対処済み」を表します。各構成要素で発生しているJP1イベントの一覧も，同時に確認できます。連携製品の状態も同じ画面に表示されるため，システム管理者は表示された色とその詳細によって1つの画面だけで，システムの状況を簡単に把握できます。

例えば，JP1/AJSと連携した場合はルートジョブネットの関連が表示されるため，ルートジョブネット同士のつながりを画面で確認できるようになります。

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