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JP1 Version 12 統合管理 基本ガイド


付録F もっと使いこなすには?

JP1/IMをさらに使いこなすための機能を紹介します。詳細については,JP1/IMのシリーズマニュアルを参照してください。

JP1/IMをさらに使いこなすための機能

機能

概要

関連項目

ユーザーフィルターおよび重要イベントフィルター

JP1/IMでは,このマニュアルで説明したもの以外のフィルターも設定できます。

  • 導入・設計ガイド 4.2 JP1イベントのフィルタリング

  • 導入・設計ガイド 12.1.3 JP1イベントのフィルタリング設定の検討

  • 構築ガイド 5.2 JP1イベントのフィルタリングの設定

相関イベント

関連性を持つイベントが発行されたときに,新しいイベントを発行できます。

  • 導入・設計ガイド 4.3 相関イベントの発行

  • 導入・設計ガイド 12.1.4 相関イベント発行の検討

  • 構築ガイド 5.6 相関イベント発行の設定

  • 運用ガイド 6.4.2 相関イベントの詳細情報を確認し対処状況を変更する

繰り返しイベントの監視抑止

重要なイベントを見落とさないように,大量に発生したイベントを一つのイベントに集約できます。

  • 導入・設計ガイド 4.4 繰り返しイベントの表示抑止

  • 導入・設計ガイド 12.1.5 繰り返しイベントおよび大量発生イベントの監視抑止の検討

  • 構築ガイド 5.3 繰り返しイベントの監視抑止の設定

  • 運用ガイド 6.10 イベントの大量発生に対処する

大量発生イベントの転送抑止

エージェントで大量に発生したイベントをマネージャーへ転送するのを抑止できます。

  • 導入・設計ガイド 4.5.9 大量発生イベントの転送抑止

  • 導入・設計ガイド 12.1.7 大量発生イベントの転送抑止の検討

  • 運用ガイド 6.10 イベントの大量発生に対処する

重大度変更機能

システムの運用に合わせてイベントの重大度をユーザーが変更できます。

  • 導入・設計ガイド 4.7 JP1イベントの重大度の変更

  • 導入・設計ガイド 12.1.8 JP1イベントの重大度変更の検討

  • 構築ガイド 5.13 重大度変更機能の設定

  • 運用ガイド 6.9.4 JP1イベントの重大度を変更する

表示メッセージ変更機能

JP1/IM - Viewに表示する際に指定したフォーマットに変更して,メッセージをより見やすくできます。

  • 導入・設計ガイド 4.8 メッセージの表示形式の変更

  • 導入・設計ガイド 12.1.9 JP1イベントの表示メッセージ変更の検討

  • 構築ガイド 5.14 表示メッセージ変更機能の設定

  • 運用ガイド 6.9.5 JP1イベントの表示メッセージを変更する

イベントガイド機能

システム監視中に発生したイベントに対して,調査や対処のガイドとなる情報を表示できます。

  • 導入・設計ガイド 4.10 イベントガイド機能

  • 導入・設計ガイド 12.1.10 イベントガイドの検討

  • 構築ガイド 5.8 イベントガイド情報の編集

リモート監視

JP1/Baseをインストールしないで,監視対象ホストのログファイルを監視できます。

  • 導入・設計ガイド 7.2.8 エージェント構成とリモート監視構成の選択について

  • 導入・設計ガイド 7.6 リモートの監視対象ホストの管理

  • 導入・設計ガイド 12.5.2 リモート監視構成の管理

  • 構築ガイド 1.17 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(Windowsの場合)

  • 構築ガイド 2.16 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(UNIXの場合)

仮想化構成でのシステム監視

仮想化環境管理ソフトウェアなどから,どのような仮想マシンが作られているかを取得し,ツリー形式で表示できます。

  • 導入・設計ガイド 7.3 仮想化システム構成の管理

  • 構築ガイド 3.3 仮想化システム構成の設定

業務グループ

ユーザーがJP1/IMで参照・操作できる範囲を,グループ単位で制限できます。

  • 導入・設計ガイド 7.4 業務グループの管理

  • 導入・設計ガイド 12.5.4 業務グループの検討

  • 構築ガイド 3.4 業務グループの設定

  • 構築ガイド 5.19 業務グループの参照・操作制限の設定

  • 運用ガイド 9.4 業務グループを管理する

ほかのJP1製品との連携

JP1/Service Support,JP1/Navigation Platformなどと連携してシステムを監視できます。

  • 導入・設計ガイド 9. 他製品との連携

  • 構築ガイド 10. ほかのJP1製品と連携するための設定

クラスタ環境への対応

JP1/IMをクラスタ運用すると,サーバ障害などが発生した場合でもシステム監視を継続できます。

  • 導入・設計ガイド 13.3.8 クラスタシステムで運用する場合の構成

  • 構築ガイド 7. クラスタシステムでの運用と環境構築(Windowsの場合)

  • 構築ガイド 8. クラスタシステムでの運用と環境構築(UNIXの場合)

注※ リモート監視では,仕様上通信障害などの理由によって,ログ監視が停止してしまう,またはログをイベントとして取得できなくなってしまいます。これらを許容できないシステムでは,JP1/IMでリモート監視を設定しないでJP1/Baseを導入して監視してください。