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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server システム管理者ガイド


3.6 標準認証ポリシーの編集

標準認証ポリシーを編集する手順について説明します。

標準認証ポリシーは認証ポリシーのシステム全体におけるデフォルト値になります。

重要

運用開始後に標準認証ポリシーを変更する場合は注意が必要です。標準認証ポリシーを使用しているユーザが存在する場合,ここでの編集内容はそれらのユーザの認証に影響を与えます。

  1. JP1/DH - Serverにログインします。

  2. サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]をクリックします。

    コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。

  3. 「標準認証ポリシー」のメニューアイコン([図データ])をクリックして,[編集]を選択します。

    [認証ポリシー編集]画面が表示されます。

    [図データ]

  4. 設定を変更します。

    次の項目を指定します。

    表3‒1 標準認証ポリシーの設定項目

    項目

    説明

    [ポリシー名(日本語/中国語)]テキストボックス※1

    ポリシー名を入力します。

    ここで入力した値は,日本語と中国語の画面で表示されます。

    [ポリシー名(英語)]テキストボックス※1

    ポリシー名を入力します。

    ここで入力した値は,英語の画面で表示されます。入力できる文字は半角英数字と記号です。

    認証方式

    認証方式を選択します。認証方式は併用することもできます。

    • 標準パスワード認証:パスワード認証を使用します。

    • 電子証明書認証:発行された電子証明書を利用した認証を使用します。

    • SSO:SSO認証を使用します。

    [パスワード設定規則]

    使用できるパスワードの規則を設定します。

    • 2種類以上の文字を必要とする:数字,英小文字,英大文字,記号の4種類のうち,2種類以上が含まれる必要があります。

    • 2種類以上の文字を必要としない

    パスワードにユーザIDを含むかどうかを設定します。

    • パスワードにユーザIDを含むことを許可する

    • パスワードにユーザIDを含むことを許可しない

    パスワード有効期間※2

    デフォルトでは[無期限]チェックボックスが選択されています。有効期間を設定する場合は,[無期限]チェックボックスの選択を解除して,1〜365の範囲で日数を入力します。デフォルトは90日が設定されています。

    注※1

    ・入力する文字に記号(/\?*:|"<>@^)は使用できません。

    ・空白だけ,ピリオド(.)だけの名前は使用できません。

    ・入力できる文字数は256文字以内です。

    注※2

    無期限の状態から有効期間を設定する状態に変更した場合は,当該の認証ポリシーを使用しているユーザは,次回ログイン時にパスワードの変更が必要となります。

  5. [更新]ボタンをクリックします。

    標準認証ポリシーが更新され,更新を確認するダイアログが表示されます。