3.6 標準認証ポリシーの編集
標準認証ポリシーを編集する手順について説明します。
標準認証ポリシーは認証ポリシーのシステム全体におけるデフォルト値になります。
- 重要
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運用開始後に標準認証ポリシーを変更する場合は注意が必要です。標準認証ポリシーを使用しているユーザが存在する場合,ここでの編集内容はそれらのユーザの認証に影響を与えます。
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JP1/DH - Serverにログインします。
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サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]をクリックします。
コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
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「標準認証ポリシー」のメニューアイコン()をクリックして,[編集]を選択します。
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設定を変更します。
次の項目を指定します。
表3‒1 標準認証ポリシーの設定項目 項目
説明
[ポリシー名(日本語/中国語)]テキストボックス※1
ポリシー名を入力します。
ここで入力した値は,日本語と中国語の画面で表示されます。
[ポリシー名(英語)]テキストボックス※1
ポリシー名を入力します。
ここで入力した値は,英語の画面で表示されます。入力できる文字は半角英数字と記号です。
認証方式
認証方式を選択します。認証方式は併用することもできます。
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標準パスワード認証:パスワード認証を使用します。
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電子証明書認証:発行された電子証明書を利用した認証を使用します。
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SSO:SSO認証を使用します。
[パスワード設定規則]
使用できるパスワードの規則を設定します。
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2種類以上の文字を必要とする:数字,英小文字,英大文字,記号の4種類のうち,2種類以上が含まれる必要があります。
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2種類以上の文字を必要としない
パスワードにユーザIDを含むかどうかを設定します。
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パスワードにユーザIDを含むことを許可する
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パスワードにユーザIDを含むことを許可しない
- パスワード有効期間※2
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デフォルトでは[無期限]チェックボックスが選択されています。有効期間を設定する場合は,[無期限]チェックボックスの選択を解除して,1〜365の範囲で日数を入力します。デフォルトは90日が設定されています。
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[更新]ボタンをクリックします。
標準認証ポリシーが更新され,更新を確認するダイアログが表示されます。