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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 構築・運用ガイド


8.4.9 ユーザ情報の取得

ユーザ情報の取得(エクスポート)ができます。取得できるユーザ情報は,代表ユーザが画面のユーザ設定エクスポートでドメインを選択した場合と同じ内容です。

〈この項の構成〉

(1) 形式

DWAdminClient.bat△EXPORTUSERINFO
   -property△プロパティファイル
   -result△実行結果ファイルの保存先
   -domain△対象ドメイン名

(2) 引数

表8‒22 ユーザ情報の取得コマンドの引数

項番

オプション

説明

1

-result

実行結果ファイルの保存先のパスを指定します。

ファイルが存在しない場合は,新しくファイルを作成します。すでにファイルが存在する場合は,上書きして保存します。

2

-domain

ユーザ情報の一覧を取得する対象のドメイン名を指定します。

3

-property

8.3.2 共通オプション」を参照してください。

(3) 解説

(a) 実行結果ファイルに出力される情報

出力されるユーザ情報のフォーマットの詳細については,マニュアル「JP1/Data Highway - Server 管理者ガイド」の「3.5.2(3)(a) インポートCSVファイルのフォーマット」を参照してください。

(b) ユーザのパスワード情報について

実行結果ファイル中のユーザのパスワード情報は,下記の形式で難読化した文字列が出力されます。コマンドプロパティファイル(property.xml)に難読化ユーザパスワードを指定する場合は,出力された文字列をコピーして使用してください。出力される文字列の例を次に示します。

難読化文字列の例
text:HEX:5baa61e4c9b93f3f0682250b6cf8331b7ee68fd8

(4) 実行例

DWAdminClient.bat EXPORTUSERINFO
   -property "C:\DWCLient\property.xml"
   -result C:\temp\export_users.csv
   -domain HITACHI