8.3.3 終了コード
コマンドの実行によって出力される終了コードを次に示します。
終了コードの値は,JP1/DH - Server管理者コマンドの実行直後であれば,Windowsの場合は環境変数「ERRORLEVEL」で参照できます。例えば,コマンドの実行直後にコマンドプロンプトで「echo△%ERRORLEVEL%」を実行すると,終了コードを標準出力へ出力できます。Linuxの場合はコンソールで「echo△$?」を実行すると,終了コードを標準出力へ出力できます。
項番 |
終了コード |
説明 |
---|---|---|
1 |
0 |
コマンドの実行が正常終了したことを示します。 |
2 |
2 |
一時停止終了 |
3 |
3 |
受付拒否終了 |
4 |
4 |
コマンドの実行が警告終了したことを示します。処理の一部で正常ケースではない事象が発生しましたが,他の処理は継続したことを示します。 |
5 |
8 |
すでに別のJP1/DH - Server管理者コマンドが起動済みのため,コマンドの実行が終了したことを示します。 |
6 |
12 |
中止終了 |
7 |
16 |
コマンドの実行が異常終了したことを示します。異常発生以降の処理は実行されません。エラーの詳細はログファイルに出力されます。 |
8 |
32 |
Java VMが異常終了したことを示します。 |
9 |
64 |
環境変数に指定するパスに誤りがあるため,Javaの実行に失敗したことを示します。 |