5.2.1 新規インストール/上書きインストール/アップグレードインストール(Linuxの場合)
JP1/DH - Serverを新規インストールする場合の手順を説明します。
なお,Linuxの場合,新規インストールと上書きインストール,およびアップグレードインストールに区別はありません。上書きインストール,またはアップグレードインストールの場合も,ここでの手順を参照してください。
始めにHitachi PP Installerをインストールします。すでにHitachi PP Installerがインストールされている場合は,次のコマンドを実行してHitachi PP Installerを起動します。
/etc/hitachi_x64setup -i /cdrom
注 斜体の部分はご使用の環境により異なります。
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JP1/DH - Serverをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインします。またはsuコマンドでユーザをスーパーユーザーに変更します。
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上書きインストール,およびアップグレードインストールの場合は,次の順序でJP1/DH - Serverを停止します。
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JP1_DH_WEBSVR(JP1/DH - Webサーバを使用している場合)
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JP1_DH_WEBCON
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JP1_DH_DATABASE_SVR
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ドライブにJP1/DH - Serverの提供媒体(CD-ROM)をセットします。
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CD-ROM装置をマウントします。
CD-ROMを/cdromにマウントする場合のコマンド実行例を,次に示します。
/bin/mount -r -o mode=0544デバイススペシャルファイル名 /mnt/cdrom
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次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerをインストール,および起動します。
mnt/cdrom/X64LIN/setup /mnt/cdrom
Hitachi PP Installerを起動したら,JP1/DH - Serverをインストールします。
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Hitachi PP Installerを起動すると,初期画面が表示されます。
初期画面例を次に示します。
Hitachi PP Installer 05-16 L) List Installed Software I) Install Software D) Delete Software Q) Quit Select Procedure ==⇒ …
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初期画面で「I」を入力します。
インストールできるソフトウェアの一覧が表示されます。
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JP1/DH - Serverにカーソルを移動し,スペースバーで選択します。「I」を入力します。
JP1/DH - Serverがインストールされます。
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インストールが完了したら,「Q」を入力します。初期画面に戻ります。
- 重要
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JP1/DH - Serverの新規インストール,上書きインストール,またはアップグレードインストールが完了したら,データベースサービス(JP1_DH_DATABASE_SVR)を起動し,その後に必ずJP1/DH - Serverの環境設定を行ってください。環境設定の手順は「5.3 JP1/DH Webアプリケーションサーバの環境設定」を参照してください。なお,JP1/DH Webサーバを使用している場合は「5.4 JP1/DH Webサーバを使用する」を参照してください。
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インストールがエラーで終了した場合,JP1/DH - Serverのインストール先の状態は不正となります。この場合は,エラーの原因を取り除いたあと再度インストーラを起動し,正常終了したことを確認してから,インストールを完了してください。
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上書きインストール,またはアップグレードインストールの場合,データベース関連のパスワードは「p@ssw0rd」にリセットされています。必要に応じて再設定してください。詳細については「4.1.3 上書きインストール/アップグレードインストール時の注意事項」を参照してください。
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