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JP1 Version 12 JP1/Data Highway - Server 構築・運用ガイド


3.7.5 ファイル配送のお知らせ

ファイル配送のお知らせのメールテンプレートを編集する場合について,説明します。

〈この項の構成〉

(1) 編集対象のファイル

ファイル配送のお知らせの編集対象のファイルを次に示します。

(2) メールタイトルの編集

ファイル配送のお知らせでは,送信者が新規送信時に件名を指定した場合,送信者が新規送信時に件名を指定しなかった場合のメールタイトルを編集できます。

ファイル配送のお知らせで,メールタイトルを編集する場合の構成を次に示します。

…
  <subject>
    <subject-with-user-input>
      <file-delivery-subject>ファイル送信時のメールタイトル</file-delivery-subject>
      <message-delivery-subject>メッセージだけ送信時のメールタイトル</message-delivery-subject>
    </subject-with-user-input>
    <subject-without-user-input>
      <file-delivery-subject>ファイル送信時のメールタイトル</file-delivery-subject>
      <message-delivery-subject>メッセージだけ送信時のメールタイトル</message-delivery-subject>
    </subject-without-user-input>
  </subject>
…

ファイル配送のお知らせのメールタイトルの編集要素を,次の表に示します。

表3‒36 ファイル配送のお知らせのメールタイトル編集要素

要素

個数

編集

省略

説明

subject

1

×

×

ファイル配送のお知らせのメールタイトルを記述する要素です。

subject-with-user-input

1

×

×

送信者が新規送信時に件名を指定した場合のメールタイトルを記述する要素です。

file-delivery-subject

1

×

ファイル送信時のメールタイトルを記述する要素です。

message-delivery-subject

1

×

メッセージだけを送信する場合に,メールタイトルを記述する要素です。

subject-without-user-input

1

×

×

送信者が新規送信時に件名を指定しなかった場合のメールタイトルを記述する要素です。

file-delivery-subject

1

×

ファイル送信時のメールタイトルを記述する要素です。

message-delivery-subject

1

×

メッセージだけを送信する場合に,メールタイトルを記述する要素です。

(凡例)

○:可

×:不可

メールタイトル編集時に使用できる置換要素を,次の表に示します。

表3‒37 メールタイトル編集時に指定できる置換要素

項番

置換要素

説明

使用できる親要素

1

<system-name-subject />

システム名を示す次の文字列に置換されます。

【Data Highway】

  • file-delivery-subject

  • message-delivery-subject

2

<user-input-subject/>

送信者が新規送信画面で指定した件名に置換されます。

  • subject-with-user-input/file-delivery-subject

  • subject-with-user-input/message-delivery-subject

(3) メール本文の編集

ファイル配送のお知らせで,メール本文を編集する場合の構成を次に示します。

…
  <body>
    ファイル配送のお知らせメール本文
  </body>
…

ファイル配送のお知らせのメール本文の編集要素を,次の表に示します。

表3‒38 ファイル配送のお知らせのメール本文の編集要素

要素

個数

編集

省略

説明

body

1

×

メール本文を記述します。

メール本文の文字列の中には,以下の要素を埋め込むことができます。

file-delivery-title

1

メール本文中のタイトル定型文を記述します。

この要素で記述するタイトル定型文は,ファイル送信時のものです。

ファイルを含まないメッセージだけの送信の場合は,この要素で記述したタイトル定型文はメール本文に掲載されません。

message-delivery-title

1

メール本文中のタイトル定型文を記述します。

この要素で記述するタイトル定型文は,ファイルを含まないメッセージだけの送信時のものです。

ファイルを含む送信の場合は,この要素で記述したタイトル定型文はメール本文に掲載されません。

file-delivery-auto-message

1

メール本文中のメッセージ定型文を記述します。

この要素で記述するメッセージ定型文は,ファイル送信時のものです。

ファイルを含まないメッセージだけの送信の場合は,この要素で記述したメッセージ定型文はメール本文に掲載されません。

message-delivery-auto-message

1

メール本文中のメッセージ定型文を記述します。

この要素で記述するメッセージ定型文は,ファイルを含まないメッセージだけの送信時のものです。

ファイルを含む送信の場合は,この要素で記述したメッセージ定型文はメール本文に掲載されません。

user-id-part

1

置換要素「<user-id-suffix/>」を含む文字列をこの要素で囲みます。

置換要素については表3-39を参照してください。

sender-message-part

1

送信者が新規送信画面でメッセージを指定した場合に,メール本文に掲載したい文字列をこの要素で囲みます。

この要素で囲まれた文字列は,送信者が新規送信画面でメッセージを指定しなかった場合は,メール本文に掲載されません。

recipient-check

1

送信者が新規送信画面の[拡張オプション]で,「添付ファイル情報などの詳細情報を通知メールに表示しない」チェックボックスを選択しない場合に,メール本文に掲載する内容を指定します。

from-part

1

置換要素「<from />」を含む文字列をこの要素で囲みます。

置換要素については表3-39を参照してください。

file-part

1

ファイル送信時にだけメール本文に掲載する文字列をこの要素で囲みます。

この要素で囲まれた文字列は,メッセージだけの送信の場合は,メール本文に掲載されません。

(凡例)

○:可

×:不可

ファイル配送のお知らせのメール本文編集時に使用できる置換要素を,次の表に示します。

表3‒39 ファイル配送のお知らせのメール本文編集時に指定できる置換要素

項番

置換要素

説明

使用できる親要素

1

<system-name-body-top />

システム名を示す次の文字列に置換されます。

Data Highway

body

2

<to-name />

受信者の名前に置換されます。

  • 日本語,中国語の場合:受信者の名前

  • 英語の場合:受信者の名前(英語)

  • body

  • recipient-check

3

<from-name />

送信者の名前に置換されます。

  • 日本語,中国語の場合:送信者の名前

  • 英語の場合:送信者の名前(英語)

  • body

  • recipient-check

4

<user-id-suffix />

受信者の所属するドメイン名に置換されます。

user-id-part

5

<sender-message />

送信者が新規送信画面で指定したメッセージに置換されます。

sender-message-part

6

<url />

受信者向け受け取りURLに置換されます。

body

7

<check-number />

次の文字列に置換されます。

<配送日時>-<配送ID>(<受信者番号>)

recipient-check

8

<from />

送信者のメールアドレスに置換されます。

from-part

9

<shelf-life-time />

保管期限に置換されます。

recipient-check

10

<delivery-files />

配送ファイルの一覧に置換されます。

file-part

left-margin属性

配送ファイルの一覧をメール本文に掲載する際の,左側の余白を半角空白の数で指定します。

11

<delivery-time />

配送日時に置換されます。

recipient-check

12

<system-name-body-bottom />

システム名を示す次の文字列に置換されます。

Data Highway

body