3.7.4 メールテンプレートファイルの構成と編集時の注意
メールテンプレートファイルの構成と,編集時の注意事項について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) メールテンプレートファイルの構成
メールテンプレートファイルはXML形式の構成です。編集できるのは,「メールタイトル」と「メール本文」だけです。
メールテンプレートファイルの構成を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <notification-template type=メールテンプレートの種類 lang=言語> <headers> </headers> <contents> <subject> メールタイトル </subject> <body> メール本文 </body> </contents> </notification-template>
(2) 編集時の注意事項
メールテンプレートファイルは,XML形式で作成します。
値が空の要素を記載する場合は,<タグ名/>のように,開始タグと終了タグを1つにまとめて記載してください。<タグ名><タグ名/>のような記載はできません。
また,「<」などXML形式での書式制御文字を値に含める場合,XML仕様が定める記法に従って記述する必要があります。エンティティ参照による表記とするか,CDATAセクションを使用した記述としてください。
XMLの書式制御文字をエンティティ参照とする場合のメールテンプレートファイル中での表記を,次の表に示します。
項番 |
書式制御文字 |
メールテンプレートファイル中での表記 |
---|---|---|
1 |
< |
< |
2 |
> |
> |
3 |
& |
& |
4 |
" |
" |
5 |
' |
' |
なお,メールタイトルおよびメール本文には,特定の文字列による「置換要素」を含めることができます。
置換要素が指定されている場合,システムはメールタイトルやメール本文を成形する際に,それらを特定の値に置換します。指定できる置換要素は,通知メールの種類ごとに異なります。置換要素の詳細については,各テンプレートファイルの説明を参照してください。