2.3.2 クライアントマシンの検討
- 〈この項の構成〉
(1) ハードウェアスペックの検討
クライアントマシンに必要なハードウェアスペックを検討します。
(a) CPU
CPUの性能はデータ送受信の性能に大きく影響します。CPUのパフォーマンスが良くない場合,ネットワーク帯域が十分に広くても十分な通信速度を発揮できません,クライアントマシンのCPU要件を以下に示します。
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デュアルコアCPU 2.0GHz以上
(b) メモリ
メモリの搭載容量が少ないと,サイズの大きいファイルを送受信する際に,十分な通信速度を発揮できません。クライアントマシンのメモリ要件を以下に示します。
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1GB以上
(c) ディスク占有量の見積もり方法
JP1/DH - Serverにアクセスすると,当該クライアントマシン上にJP1/DH クライアントプログラムがダウンロードされます。クライアントプログラムは,JP1/DH - Serverとの送受信の際にアプレットログを出力します。このログの出力に,必要なディスク容量を確保してください。アプレットログの出力容量は下記の計算式を使用して算出してください。
- アプレットログの出力容量:
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配送データの平均ファイルサイズ[MB]× 0.06 × 1日あたりの配送数 × 14
(d) ネットワークインタフェース
ネットワークインタフェースの性能はデータ送受信の性能に大きく影響します。クライアントマシンのネットワークインタフェース要件を以下に示します。
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100Mbps以上