2.5.1 部門全体に適用するパスワードの入力規則を定義する(システム管理者)
JP1/DH - Serverにログインするときのパスワードの入力規則を定義します。
JP1/DH - Serverにログインするときの認証規則を「認証ポリシー」と呼びます。「認証ポリシー」の中でも,すべての部門でのJP1/DH - Serverログイン時に適用する規則を「標準認証ポリシー」と呼びます。ここでは,「標準認証ポリシー」を定義します。
前提条件
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この作業は,システム管理者がJP1/DH - Serverに「admin」でログインして実施します。
操作手順
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JP1/DH - Serverに「admin」でログインします。
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サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]を選択します。
コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
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[標準認証ポリシー]のメニューアイコン(
)をクリックして,[編集]を選択します。
[認証ポリシー編集]画面が表示されます。
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[ポリシー名(日本語/中国語)]および[ポリシー名(英語)]のテキストボックスに,標準認証ポリシーの名称が表示されていることを確認します。
これらの名称は削除しないでください。テキストボックスが空欄だと更新できなくなります。
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[認証方式]の[標準パスワード認証]だけが選択されているか確認します。
[標準パスワード認証]がチェックされていなかったり,[電子証明書認証]がチェックされていたりした場合は,[標準パスワード認証]だけがチェックされている状態にします。
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[パスワード設定規則]を設定します。
次の内容で設定します。
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2種類以上の文字を必要とする
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パスワードにユーザIDを含むことを禁止する
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[最小文字数]に8文字以上の数字を入力する
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[パスワード有効期限]のチェックボックスのチェックを外して期限を入力する
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[更新]ボタンをクリックします。
標準認証ポリシーが更新され,更新が完了したことを示すダイアログが表示されます。
次の作業
すべての部門で,データ配送時に適用する方針を定義します。
関連項目