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JP1 Version 12 ジョブ管理 基本ガイド(高速大容量ファイル転送編)


2.5.1 部門全体に適用するパスワードの入力規則を定義する(システム管理者)

JP1/DH - Serverにログインするときのパスワードの入力規則を定義します。

JP1/DH - Serverにログインするときの認証規則を「認証ポリシー」と呼びます。「認証ポリシー」の中でも,すべての部門でのJP1/DH - Serverログイン時に適用する規則を「標準認証ポリシー」と呼びます。ここでは,「標準認証ポリシー」を定義します。

前提条件

操作手順

  1. JP1/DH - Serverに「admin」でログインします。

  2. サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]を選択します。

    コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。

    [図データ]

  3. [標準認証ポリシー]のメニューアイコン([図データ])をクリックして,[編集]を選択します。

    [認証ポリシー編集]画面が表示されます。

  4. [ポリシー名(日本語/中国語)]および[ポリシー名(英語)]のテキストボックスに,標準認証ポリシーの名称が表示されていることを確認します。

    これらの名称は削除しないでください。テキストボックスが空欄だと更新できなくなります。

    [図データ]

  5. [認証方式]の[標準パスワード認証]だけが選択されているか確認します。

    [標準パスワード認証]がチェックされていなかったり,[電子証明書認証]がチェックされていたりした場合は,[標準パスワード認証]だけがチェックされている状態にします。

  6. [パスワード設定規則]を設定します。

    次の内容で設定します。

    • 2種類以上の文字を必要とする

    • パスワードにユーザIDを含むことを禁止する

    • [最小文字数]に8文字以上の数字を入力する

    • [パスワード有効期限]のチェックボックスのチェックを外して期限を入力する

  7. [更新]ボタンをクリックします。

    標準認証ポリシーが更新され,更新が完了したことを示すダイアログが表示されます。

次の作業

すべての部門で,データ配送時に適用する方針を定義します。

関連項目