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JP1 Version 12 ジョブ管理 基本ガイド(高速大容量ファイル転送編)


1.4.3 Javaヒープメモリのサイズを設定する

usrconf.cfgファイルを開き,手順に従ってJavaヒープメモリの最小サイズと最大サイズを設定します。

前提条件

この作業は,システム管理者がJP1/DH - ServerをインストールしたマシンにビルトインAdministratorユーザでログインして実施します。

操作手順

  1. usrconf.cfgファイルをテキストエディタで開きます。

    usrconf.cfgファイルの格納先は次のとおりです。

    インストールフォルダ\misc\CC\server\usrconf\ejb\jp1dh

  2. Javaヒープメモリのサイズを設定します。

    #------ JP1/DH - Server ---------
    add.jvm.arg=-XmsJavaヒープメモリ最小サイズm
    add.jvm.arg=-XmxJavaヒープメモリ最大サイズm
    注※

    メモリサイズはMB単位で指定します。

    最大サイズは1,024MB以上を指定してください。

    最小サイズと最大サイズには同じ値を指定することを推奨します。

    ヒント

    Javaヒープメモリサイズは,通信速度や送信するファイルサイズを考慮して設定してください。

    運用時に使用状況を監視し,必要に応じてJavaヒープメモリサイズを見直してください。

次の作業

usrconf.propertiesファイルで,JP1/DH - Serverに接続できるWebクライアントの最大数,およびJP1/DH - Serverが同時に処理できるWebクライアントからのリクエスト数を設定します。

関連項目