2.3.4 シスログを設定する
シスログ出力を有効にするためには,OSのシスログの設定で,次に示すファシリティ(機能)を出力するように設定してください。シスログ出力は,システム管理者が運用中にエラーを検知する際に必要な設定となります。
名前 |
/etc/syslog.confの値 |
マクロの値 |
備考 |
---|---|---|---|
システム・デーモン |
daemon |
LOG_DAEMON |
− |
ユーザ・プロセス |
user |
LOG_USER |
ftsstopおよびftslogstopコマンドのシスログ出力をする場合に有効にする。 |
一般的なシスログ(/etc/syslog.confファイル)の指定例を次に示します。
この例では,すべてのファシリティの通知メッセージ以上のプライオリティー(レベル)のメッセージをファイル/var/syslogに出力します。
詳細は,OSのマニュアルの,syslog,syslogd,syslog.confなどを参照してください。