1.3.1 JP1/FTPの定義情報の登録
次の定義情報を登録します。
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環境定義情報
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伝送実行情報(ログインユーザ情報,自動起動プログラム情報,伝送情報)
図1‒3 定義情報の登録例 情報の種類
操作概要
実行するホスト
実行するコマンド(参照先)
環境定義情報
- 環境定義情報の定義
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伝送時のバッファサイズ,履歴ファイルのサイズなど,JP1/FTPの環境を定義します。
すべてのホスト
ftsutil
(「3.1 JP1/FTPの環境定義」,「6. コマンド」の「ftsutil−環境情報の変更・表示−」)
伝送実行情報
- ログインユーザ情報の登録
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ファイル伝送時に,サーバ(着信側)にログインするユーザを登録します。
上記例では,東京本社に横浜支社からログインするユーザ(eigyou)を登録します。
サーバ(着信側)
passwd
(「3.2 ログインユーザの登録」)
- 自動起動プログラム情報の登録
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ファイルの伝送後に,サーバ(着信側)で自動的に起動するプログラムを登録します。
上記例では,東京本社に「eigyouから営業報告ファイルを受信したら,集計プログラムを起動する」という登録をします。
サーバ(着信側)
ftsautoma
(「3.3 自動起動プログラムの登録」,「6. コマンド」の「ftsautoma−自動起動プログラムの登録・削除・表示−」)
- 伝送情報の登録
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ファイル伝送をする内容(相手ホスト名,伝送ファイル名など)を伝送カードに登録します。
上記例では,横浜支社から東京本社へファイル伝送をする情報を登録します。
クライアント(発信側)
ftsregc
(「3.4 伝送情報の登録」,「6. コマンド」の「ftsregc−伝送情報の登録・変更・削除・表示−」)