cpajobrun
機能
終了したジョブを再実行します。
形式
cpajobrun -r -i ジョブ名 [-o 終了状態のジョブ実行ID] {-t|-l|-n}
実行権限
なし。
引数
- -r
-
終了状態のジョブを再実行します。日時で実行のジョブの場合だけ指定できます。
- -i ジョブ名
-
操作対象のジョブのジョブ名を指定します。
ジョブ名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -o 終了状態のジョブ実行ID
-
操作対象のジョブのジョブ実行IDを指定します。指定を省略した場合は最新のジョブ実行IDが再実行対象となります。
ジョブ実行IDには,1〜40バイトの半角英数字と-(ハイフン)が指定できます。ジョブ実行IDはcpareportコマンドから確認できます。詳細は「cpareport」の説明を参照してください。
- -t
-
先頭から再実行します。
- -l
-
異常終了,異常終了(キャンセル)状態のアクションから再実行します。
- -n
-
異常終了,異常終了(キャンセル)状態のアクションを正常終了状態に変更して,次のアクションから再実行します。
戻り値
0 |
成功 |
11 |
指定したジョブが停止しているため何もしない |
40 |
リソース不足 |
45 |
システムエラー(一時的な排他エラー) |
50 |
システム設定ファイル(config.xml)にアクセス権がない |
52 |
実行ファイルに権限がない |
58 |
引数の形式が不正 |
65 |
イベントで実行するジョブのため再実行できない |
67 |
指定したジョブ名,またはジョブ実行IDが存在しない |
79 |
再実行対象のジョブが終了状態でないため再実行できなかった |
80 |
再実行分が実行中のときに同じジョブに対してさらに再実行を行った |
94 |
システム設定ファイル(config.xml)が不正 |
96 |
ジョブまたはアイテムの内容が不正 |
109 |
システム設定ファイル(config.xml)がない |
111 |
システムエラー(ファイルオープンエラー) |
119 |
システムエラー(メッセージ通信サービスへの接続数が多すぎる) |
124 |
システムエラー(I/0エラー) |
125 |
システムエラーまたはその他エラー |
126 |
プログラムエラー |
環境設定
ジョブ実行サービスが開始状態の場合だけ実行できます。
格納場所
インストールパス\bin
ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。
- 32ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin
- 64ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin
注意事項
再実行は,最初にジョブを登録したときのジョブ定義で実行します。異なるジョブ定義で実行したい場合はジョブを再登録または新たに登録してください。