Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


コマンドの文法

コマンド,およびパラメーターの説明で使用する記号を次の表に示します。

表9‒1 コマンドおよびパラメーターで使用する記号一覧

記号

意味と例

|

(ストローク)

複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。

(例)

「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。

{ }

(波括弧)

この記号で囲まれている複数の項目の中から,1組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。

(例)

「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。

[ ]

(角括弧)

この記号で囲まれている項目は,任意に指定できます(省略できます)。

(例)

「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します(必要でない場合は,Aを省略できます)。

「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します(必要でない場合は,BおよびCを省略できます)。

...

(点線)

この記号の直前に示された項目を繰り返して複数指定できます。

なお,項目を複数指定する場合は,項目の区切りに1バイトの空白文字(半角スペース)を使用します。

(例)

「A B...」は,「Aのあとに,Bを複数指定できる」ことを示します。

_

(下線)

括弧で囲まれているすべての項目を省略したときに,システムが採用する値を示します。

(例)

「[A|B]」は,「AおよびBを指定しなかった場合,システムはAを採用する」ことを示します。

(( ))

(二重括弧)

指定できる値の範囲を示します。